突如、上空に日暈が現れる。日暈は、太陽の周りに光の輪が現れる大気現象です。さらに、
今日は、日暈と環水平アークとの競演。二つの大気現象を、同時に眺めるのは初めての事で
した。
太陽光線を遮るように流れる高層雲は瞬く間に通り過ぎる。 この場所は、室蘭港の外防波堤
の付け根の小さな砂浜海岸です。アクセスが少々困難で、浜に降り立つ人は ほぼ釣り人に限定。
撮影の時間帯も、人影はなく浜は独り占めの状態でした。
干潮の時間帯、海面下に隠れていたコンブが波みに揉まれ現れ始める。
一帯の海底にはコンブがビッシリと生育するコンブの森が広がっています。コンブは、手の届く近
さですが漁業権が及ぶ場所、残念ですが採取する事は出来ません。
海浜植物のナミキソウ(波来草)が、海岸の奥まった砂浜で花を咲かせています。付近は市内
で有数の自生地。花名の由来は、波が打ち寄せる場所の近くに生えていることからです。