グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

セイヨウカキドオシ

2012年10月19日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 
グレコマ。別名ではフイリカキドオシやグランドアイビー。葉に特徴がある植物、小さな丸
い形で縁にゆるい切れ込みが入ります。生育は旺盛で茎は地を這うように長く伸び、地面に接
した節から根を出して広がります。
 近頃の陽気で、葉には薄紅色、茎には赤紫色が強まってきました。初夏の頃にはラベンダー
色の小さな花を咲かせますが、今の季節、葉にも一服の観賞価値があります。。
 和名はセイヨウカキドオシ。道端に生育する野草のカキドオシ(垣通し)とは同じ仲間。耐寒性
も耐暑性にも強い植物です。





 当地の冬の寒さを もろともせず、露地で越すことの出来るとても寒さに強い植物です。
露地栽培のグレコマは、今の時期になると一部の葉をこのように色付かせます。一方、茎が
垂れ下がるのように長く伸びる事から、鉢植えにも適した耐寒性常緑多年草です。


 

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朝の空と海

2012年10月17日 | 室蘭の景色


 今日、当地の日の出は5時50分。秋が深まるに連れ夜明けの時間がグーッと遅くなって
来ました。この季節にしては暖かい朝、心地よい爽やかな風が流れる。カメラアングルは、イタ
ンキ浜の後方、小高い丘から眺める朝明けの光景です。




 イタンキ浜の後方、小高い丘の上に潮見公園展望台がある。その上空に鱗雲が湧き出
るように秋の空に広がりました。



 

 丘を下り浜に降り立つ。上下の画像は、ほぼ同じ場所から撮影した空と海です。20分足
らずの間に空の様子が豹変。今日の天気予報では、低気圧の通過に伴い大気が不安定と報じ
られている。それにしても、刻々と変貌する見飽きる事がない朝の空と海の景色です。




           〔お知らせ〕 画像の日時のフォントと色彩が異なりますのは、2台のカメラで撮影しているためです。

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紅葉が遅れ気味です

2012年10月15日 | 室蘭・四季の野花&花木


 今年は、例年に比べて厳しい残暑の影響が色濃く、紅葉は2週間ほど遅れ気味のようで
す。しかし、10月も中旬
青々とした木々に混じり、ゆっくりと紅葉が始まってきました。



 紅葉が遅れ気味の中。蔓性の植物が、カラマツ(落葉松)に蔓を絡ませ葉を鮮やかに色
付かせています。
すでに、内陸部の高山では初冠雪。週の後半から道内各地での気温が下がるとの予報。週末
から来週の初めにかけて、山野の紅葉は一挙に進みそうです。

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この季節の庭で・・・

2012年10月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


 ベゴニア。初夏から花を咲かせ続けています。我が家の庭の定番花。毎年、4月の下旬、
花付きの苗を購入。苗を植えてから半年余り花を絶やすことなく咲かせくれる開花期の長い花
です。このところの涼しさの中で、再び花が勢いを増しています。


 ヘンリーヅタの葉が色付き始めています。洋風の草名ですが原産地は中国。ブロック上
に這わせています蔓の長さは12メートルほど。これから、全ての葉が紅葉するのが楽みです。



フイリヤブラン(斑入藪蘭)が、紫色の小さな小さな花を咲かせています。ヤブランに比べ
開花時期が奥手です。



ヤブラン。早々花の時期を越し、この季節になると翡翠色の実をたわわに付けています。


 神輿草、種を付けた姿から別名を持つ草名は稀。正式名はゲンノショウコウ、御神輿の
屋根を連想させる種を実らせています。花も可憐だが、この時期になると赤橙色の葉と種との
コントラストが絶妙な山野草です。(このゲンノショウコウは鉢栽培です)



ベニシタン(紅紫檀)。例年になく紅色の実が株を覆うように実りました。ベニシタンの実は
これから季節が進み、閑散となる庭の片隅で華やかさを醸し出してくれます。ベニシタンは、中
国の山岳部が原産地の耐寒性落葉低木です。

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朝の景色

2012年10月14日 | 室蘭の景色


 爽やかな朝です、ただ気温は9℃と肌寒さを感じる。家から僅かな距離にある展望台
から眺める、室蘭港の朝景色です。




居住地の近くに広がる牧草地。朝の清々し風が流れています。先行投稿しました「夕日」
記事と同日に撮影した画像です。朝~夕方まで爽やかな秋晴れに恵まれた一日でした。




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夕日

2012年10月13日 | 室蘭の夕日&夜景



 秋が深まるり連れて大気が澄み渡る。今日も素晴らしい夕陽が出現、この時期になると
夕時
が待ち遠しくなるほど。
 今日のカメラアングルは、隣町 伊達市北黄金町
の小さな浜辺からダイナミックに暮れて行
西空の光景です。



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追直漁港に咲くコハマギク

2012年10月12日 | 室蘭・四季の野花&花木



  朝から秋の空が広がる。昨日は、稲妻・雷、間欠的に滝のような雨。さらに小樽方面で
海上で竜巻まで発生、今年のように、激しく豹変する天候は記憶にない。
 さらに、陸地だけではなく 近海でも自然のサイクルが乱れ海水温度が高い。結果、鮭やシシ
ャモなどの漁獲量が大幅に減少しているようです。





 




 追直漁港は、東西を海面からそそり立つ断崖絶壁に囲まれる。漁港の敷地内にある断
崖は、市内屈指のコハマギクの群生地。草地や岩の隙間や岩棚に張り付くように、秋の陽射
しを受け可憐な花を咲かせている。
コハマギクの自生地は、茨城県の北部から北海道にかけての太平洋側の海岸沿い。秋の海
岸を彩る代表的な野花です。



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夕 景

2012年10月09日 | 室蘭の夕日&夜景



早朝から、秋晴れ・日本晴れ+α のような晴天の一日。室蘭港の入り口に鎮座する大黒
島が、夕日を受けて影絵のようにシルエットで浮かび上がる。
 
防波堤で囲まれた港内でも、このように波静かな海面は一年を通して稀なこと。大黒島を霞
めながら沈む夕日が、空と海を茜色に染め抜きました。










 今日、当地の日没時間は17時5分。陽がすっかり落ち、夜の帳りに包み込まれる港内
の光景です。

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朝の空と海

2012年10月09日 | 室蘭の景色




  静寂に包まれ、朝の陽に黄金色に染まる室蘭港の朝。このところ、朝の気温が一挙に
下がり始めた。撮影時には薄手のブルゾンを羽織るほど、
港に流れる大気が凛と張り詰める。
先日までの暖かさから軌道修正のように、季節の移ろいが
秋本番へと歩みを速め始めました。








  南側の空と海の光景です。さらに、陽が昇るに連れて、カモメが港の上空に群がります。
当地は今、鮭の遡上シーズン、鮭に追われた小魚が港内を回遊。自然の摂理、カモメにとって
も一年で一番 豊潤の海です。

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散歩道沿いの小さな秋

2012年10月08日 | 室蘭・四季の野花&花木


街路樹のナナカマド。当地では秋が訪れると真っ先に紅葉を始める。例年だと赤橙色の
実をたわわに付けるが、今年は数えるほど。
 このところ、道内の各地では最低気温が10℃を下り始めた。来週あたりから、山の木々は
一挙に紅葉が進みそうです。 


キクイモ(菊芋)。学名のHelianthsはギリシャ語で太陽の花。学名通り、秋の青空を背景
に咲く黄色の花は一際鮮やかです。



 雑木に蔓を絡ませ、チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実が赤く熟しています。五味子は、
五つの味がある事が名の由来です。


 秋の木の実の主役は、なんといっても栗。山栗は栽培された栗と異なり小粒だが、茹栗
は濃厚な美味しさがあります。



 三度投稿。今年は、ヤマブドウの成り年のようです。どの蔓にも黒紫色の実をたわわに
付けています。



 ノイバラ(野ばら)は初夏の頃、芳香を放し白い花を多数咲かせる。一方、この時期にな
ると赤い小さな実をたわわに実らせ、秋の野に華やかさを醸し出しています。

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