グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

庭の花が咲き始めました

2014年04月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 本州方面では、桜の季節も過ぎ初夏に向かう時節。一方、当地では日中の最高気温がようやく、
10℃を越し春本番へと進んでいます。
 シラー・チューベルゲニアが花を咲かせ始めました。昨年、球根の植え場所を変更。それが影響し
たのか、他の場所に先駆けて例年より早い開花です。
白い花弁に、薄水色の筋模様が入る爽やかな花を咲かせています。毎年、花が咲くのを楽しみにし
ている球根草です。








 クロッカスは、我家の庭に春本番が訪れた事を知らせてくれる花です。先日、淡雪とクロッカスの蕾
の画像を投稿しましたが、2日ほど前から、本格的に庭のあちらこちらで花を咲かせ始めています。





 タツタソウ(竜田草)。紅色の若葉を芽吹きながら、蕾を膨らませています。先日、芽ばえ始めた
 ばかりの画像を投稿してから10日ほどが経ちました。後、一週間ほどしますと薄青色の独創的な花
 を咲かせます。





チ オノドクサ、花名はギリシャ語のChiono(雪)doxa(輝き)から。一方、カタカナ表記では「チオノ」
も「ドクサ」も日本語的な響きを感じる。花の色と同じ薄青藤色の蕾を、開花を待ちきれないない
よう
に膨らませています。
           

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港の朝 (白鳥大橋と駒ヶ岳)

2014年04月14日 | 室蘭の景色

  道内全体が高気圧の覆われる。当地も早朝から、4月の爽やかな空が広がりました。港内全体が朝
 の静けさに包まれる。白鳥大橋が柔らかな朝の光を受け、橋影を海面に映し出しました。


  

  連日、春霞で霞んでいた対岸の渡島半島。今朝は、春霞も消え 半島に君臨する駒ヶ岳が全容を現し
ました。当地から渡島半島までは、噴火湾を隔てて直線距離で32Kmほど離れる。
 今の時期、このように山全体がスッキリと見えるのは稀です。大沼国定公園から眺める駒ヶ岳は、「駒の
背」のような山の形。当地から眺めると、どこか富士山のような美し形をした山に姿を変えます。



  駒ヶ岳を背景に。タッグボートに曳航されながら室蘭港に入港する大型鉱石船です。


 

  

  駒ヶ岳の標高は1131m。穏やかな山容からは想像できないでしょうが、2000年に発生した小噴火
以来、小康状態が続いている活火山です。



  

 海岸から僅かに離れた、標高70メートル程の牧草地から眺める 噴火湾上に浮かぶ駒ヶ岳です。


 

 牧草地で偶然に遭遇したキタキツネ。警戒心がとても強く、人の動きをジーッと見詰めながら動き・立ち
止まりを繰り返しながら藪の中に。
※ 真冬でも雪原で行動する姿を見かけます。定説では、キタキツネは冬眠をしない北国の野生動物です。

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港の朝景色

2014年04月13日 | 室蘭の景色



 室蘭市絵鞆臨海公園の朝の光景です。港の上空に、早朝から4月の爽やかな空が広がりました。
 白鳥大橋のイルミネーション用の発電風車も微動だもしない、穏やかな朝です。
下の画像、水中に
 没するように設置されているフェンスは、子供も大人も じかに海水に触れて遊べる親水広場です。







 室蘭港は、絵鞆半島に抱きかかえられるように外海(太平洋)から隔たる。この場所は、港内では
 一番奥まった場所、巡視船やタッグボート・小型船舶の船溜まりの水域です。下の画像は観光シー
 ズンになると、大型豪華客船などが接岸する中央埠頭です。








 室蘭港には、タッグボートが5隻。朝そうそう、大型船舶の港内での航行を先導するため、離岸する
タッグボートです。





 祝津展望公園は元々は、白鳥大橋のビューポイント。一方、外洋側に目を向けると左の方向から
続く絵鞆半島の最先端、絵鞆岬の近傍に佇む家々の光景が広がります。

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春の淡雪

2014年04月11日 | 室蘭の景色



 早朝、短時間にまとまった雪が降る。湿り気を含んだ雪が、うっすらと周りの家々の屋根や野山の
 木々に降り積もる。
  当地では、この時期に雪が降るのは稀です。降った雪は、陽射しを受けると瞬く 間に融けて消える
典型的な春の淡雪でした。







 「福寿草と雪」との2ショットは、なかなか撮影することが出来ない被写体です。この時期の雪は瞬く
 間に消えます。この福寿草の自生地は、上の画像の場所から5kmほど離れる。車を走らせ現地に移
 動し ての撮影で
した。





 撮影場所を移動中に目にした、山葡萄の枯れ蔓に止まるキジバト(別名ヤマバト)です。鳴き声は
よく聞きますが、あまり姿を見せない野鳥です。





 全天に広がり、雪を降らせた灰色の雲が幕を開くように足早に去る。入れ替わるように、青空を背
景に真っ白な雲が連なりながら西風に運ばれ東の方角に流れて行きます。





 「おまけ」のような画像ですが、我が家の庭の「雪とクロッカス」です。

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スプリング・エフェメラルの季節が訪れて来しました

2014年04月09日 | 室蘭・四季の野花&花木



 山野草の季節です。居住地の周囲を巡る生活道路のすぐ脇に、広大な雑木林が広がる。雑木林
は北の方角に面した高低差60メートルほどの傾斜地。間もなくしますと、斜面一面にカタクリ・
キクザ
キイチゲ・エゾエンゴサク・ナニワズ゛など、春の山野草が 一斉に咲き乱れます。
今日は下見、開花を
待つ山野草たちです。





 カタクリの開花寸前の蕾です。この雑木林の中では一番初めに花を咲かせ始めます。株数が多く、
花が満開になると赤紫色のカタクリの花で斜面は埋め尽くされます。下の画像は、逞しくもミズナラの
枯葉を突き破り生長するカタクリです。  







 ジンチョウゲンの仲間、ナニワズ(難波津)が蕾を膨らませています。本州中部以北から道内にか
けて自生する落葉低木です。山野の樹木の中ではで春一番に花を咲かせる落葉低木です。




 今の季節の山野草は、葉と蕾を同時に付けます。エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が地下茎から新葉
と蕾を付けて茎を伸ばし始めています。緑白色の小さな葉は、枯葉色の林床で一際目を惹く山野草で
す。
 


 キクザキイチゲ(菊咲一華)の若葉と純白の蕾です。キクザキイチゲは、キンポウゲ科イチリンソウ
属の多年草です。間もなくします雑木林の一面を覆うように可憐な純白の花を咲かせます。
 ※ この雑木林で自生する山野草は、花を咲かせ終わり新緑の季節を迎えると、地上部は枯れ翌年
 の春ま
で地中で過ごすスプリング・エフェメラル植物が主です。

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春をひろう

2014年04月07日 | 室蘭の景色



 近ごろの気温の上昇に連れて、周囲の山々の雪解けが一挙に進む。遠望の山塊は、山頂付近に
薄っすらと雪を残す室蘭岳です。ようやく、牧草地を渡る風にも春の暖かさを感じる季節が訪れて来ま
した。




 室蘭岳の中腹を水源とする清流が、雪解け水を満々と湛えて噴火湾に流れ下って行きます。







 先日(3月28日)、今シーズン初めて見つけた蕗の薹の記事を投稿しましたが、それから約二週間
が経過。本格的な旬の季節を迎えた蕗の薹が、ずみずしい薄緑色の若葉(苞)を広げています。





 アオサギの営巣地です。梢の上には巣が10個ほど。けして大きな集団ではありませんが、近郊
一帯では、この場所でしか見る事の出来ないアオサギのコロニーです。間もなくしますと繁殖期を迎
えます。







 アオサギを撮影していた、すぐ脇の畑の一角で満開に花を咲かせるクロッカスとミニアイリスです。

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あかね色の空

2014年04月05日 | 室蘭の夕日&夜景



 絵鞆臨海公園
は、市内の屈指の夕日のビューポイントです。今日は朝から、青空を背景に冬の名残り
雲が、断続的に空を横切る。おまけに、時折り湿り気のある雪と雷鳴まで引き連れて。しかし、夕方になる
と空を横切る雲は消滅、春の日のあかね色の空が広がりました。



 室蘭港の入口に浮かぶ大黒島が、夕日を受けて
シルエットを浮かび上がらせる。このところ太陽の高度
 が増すに連れて、夕日の位置は
南寄りから北の方角に変化しています。さらに、季節が進むと夕日の位置
 は、向かって右の方向に移動していきます。



 室蘭市絵鞆臨海公園から、西空を あかね色に染める夕空の光景です。今日、当地の日の入り時間は
18時5分でした。

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勢いを増しています庭の草花

2014年04月03日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


 クロッカスの花が咲き始めました。当地では、春を迎えると一番初めに庭に咲く花です。ただ、他の
球根は、緑色の新芽を伸ばしている最中です。何が影響しているのか、この2輪のクロッカスは一足早
く花を咲かせ始めました。(例年より一週間ほど早い開花です)




 アラビスプロクレンス。アブラナ科の植物です。この状態のままで、雪の下で冬を乗り越した来まし
た。寒さにとても強く生育旺盛な常緑の耐寒性植物です。
これから季節が進み5月の初旬頃になると、20cmほど垂直に伸ばした細い茎先に純白な可憐な花
を咲かせます。

 


 シラー・チューベルゲニアナ。我家の庭では、春になるとクロッカスに次いで2番目に咲く花です。
間もなくしますと、白い花びらに淡いブルーのラインがアクセントの清楚な花を開花させます。



 ミヤマオダマキ(深山苧環)の新葉です。花も独創的ですが、葉も負けずに個性的な耐寒性の宿根
草です。



 タツタソウ(竜田草)が、赤紫の小さな蕾を立ち上げ始めました。花は蕾と異なり、淡い青紫色。蕾
の色・葉の色・花の色とそれぞれが美しい北方系の宿根草です。



 センベルビウムです。寒さにも暑さにも、さらに乾燥にも強い多肉植物です。株の増やし方や移植
は至って容易。
我家の庭で育ているセンベルビウムは、品種が不明の2種類。赤葉・緑葉と呼び分け
ています。


 セイヨウクモマソウ(西洋雲間草)とシコタンソウ(色丹草)の株です。どちらも株の茎は極端に短い
ロゼット状の根生葉。
5月の中旬頃になると、セイヨウクモマグサは赤系統の小さな可憐な花を咲かせます。一方、シコタン
ソウは、
花弁の内側に黄色と紅色の斑が入る白い小さな花を咲かせます。開花が楽しみな植物です。

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イタンキ浜の朝景色

2014年04月01日 | 室蘭イタンキ浜



 本格的な春が近づくに連れて、夜明けが早まる。今日、当地の日の出は5時20分でした。浜の前面に
は、太平洋の大海原が広がる。遥か彼方の水平線から昇る4月初日の朝日です。
  カメラの立ち位置は、浜の後方、45mほどの小高い場所。爽やかに朝が明けていく、
イタンキ浜の光景
です。



 日の出から30分ほどが過ぎ、朝日が春の海を金色に照り輝かせる。渚に映る小さな人影、イタンキ浜
は近隣の方々の絶好の散歩コースです。





 浜の直ぐ後方には、高さ80メートルほどの垂直に切り立つ断崖が連なっています。朝日が断崖と丘の
上に建ち並ぶ家々を照らし出しました。
   ※ 太平洋の大海原とイタンキ浜を眼下にする丘の上には、室蘭ユースホテルが佇む。ユースホテル
   の建物は、北海道を舞台に活躍した建築家 田上義也氏(1899~1991)の作品の一つです。
                               (丘の上、携帯電話用の鉄塔の右基に白く見える建築物が室蘭ユースホテルです)

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