早朝から5月の爽やかな空が広がりました。今の季節にしては珍しく、空気が透き通るように澄み
渡る。牧草地の周辺では全く風を感じませんが、上空に浮かぶ雲が緩やかに東の方向に流れて行き
ます。
牧草地に隣接する道沿いで、花を咲かせるシラネアオイ。昨日も、別の場所に咲くシラネアオイの
画像を投稿しましたが、この場所も居住地に近い貴重な自生地です。
早朝から5月の爽やかな空が広がりました。今の季節にしては珍しく、空気が透き通るように澄み
渡る。牧草地の周辺では全く風を感じませんが、上空に浮かぶ雲が緩やかに東の方向に流れて行き
ます。
牧草地に隣接する道沿いで、花を咲かせるシラネアオイ。昨日も、別の場所に咲くシラネアオイの
画像を投稿しましたが、この場所も居住地に近い貴重な自生地です。
爽やかな風が牧草の上を流れる。5月も中旬、緑の世界が戻って来ました。牧草地の中でセイヨ
ウタンポポが鮮やかに花を咲かせています。牧草地の中の区画杭の上で、バードカービング状態で
羽を休めるヒバリです。
シラネアオイ(白根葵)、元々は高山が生育適地。緯度が高くなる北に向かうほど標高の低い場所
に自生します。
この雑木林は、大きな群落地ではありませんが、林床でポツポツと薄紫色の花を風になびかせ咲い
ています。
タチボスミレの群落です。雑木林の中、島をつくるようにとびとびに塊りながら花を咲かせています。
マイズルソウ(舞鶴草)、純白で独創的な小さな花を咲かせています。草名の由来は、鶴が羽を広
げたような形の葉と中央に茎を立て花を咲かせる事からです。
この場所は雑木林から僅かに離れ、樹齢100年ほどの大杉が林立する。日が遮られるのか奥手
咲きのニリンソウが花を咲かせています。
5月の空に、ズミが爽やかなの花を咲かせています。蕾のうちは鮮やかな紅色ですが花は純白。
今年は例年に比べて早めの開花。、毎年、楽しみにしている花です。
入江運動公園は、室蘭港にほど近い場所にあります。日本陸連公認の陸上競技場や多目的運動
広 場。さらに温水プールなどを備えた公園です。今、公園内では8種類、約3000本のツツジが満開
に咲き誇り、見ごろを迎えています。
植栽されているツツジの中で、特にクロフネツツジ(黒船躑躅)の淡い紅色の花が目を惹 きます。
室蘭市は、昭和47年に開港100年と市制施行50年を記念してツツジを市の花に認定しています。 公園の通路沿い、満開に花を咲かせたツツジが縁どる。5月の空と新緑の木々を背景に、鮮やか
なコントラストを醸し出しています。
「測量の碑」。公園の一角に、当市の地球上の位置が刻まれた標石が据付けられています。さらに、
円形の方位標石には国内の姉妹都市の清水市(静岡県)や上越市(新潟県)、さらに、海外の姉妹都
市ノックスビルなど、この碑からの方角と距離が彫りこまれています。
昨日の夜半から降りだした雨、午前中には降り止む。久し振りに雨を浴び、庭の草花が生き生きと
して見えます。
ミヤマオダマキ(深山苧環)が独創的な形をした花を咲かせ始めています。中央の筒状の部分が花
で、花びらを広げたように見える部分は萼です。ミヤマオダマキは、高山の礫地に生える多年草です。
ヒダカミセバヤ(日高見せばや)。多肉質の白緑色の葉の上に雨の雫を載せています。今の時期か
ら花が咲くまでの間、観葉植物としても目を楽しませてくれます。
夏になると赤紫色の星型の小花をたくさん咲かせます。ヒダカミセバヤは、道内固有種の宿根草です。
フウチソウ(風知草)、草名の通り僅かな風にも葉をなびかせます。葉の付け根がよじれ、表に見え
ているのは本来は葉裏、その事が別名のウラハグサ(裏葉草)の由来です。
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)。深緑色の葉を茂らしたままで、雪の下で冬を越す寒さに極め
て強い植物です。一方、今の時期になると若葉を萌やしながら咲く、薄紫色の花は清々しく目に映りま
す。
ワスレナグサ(忘れな草)。小ぶりな花をですが、まとまって咲きますので庭の中での存在感は際立
ちます。栽培は放任状態ですが、毎年、花を咲かせてくれる逞しい植物です。
近ごろの陽気で、庭の花々が 開花を待ち焦がれていたように一斉に花を咲かせ始めています。
アラビスプロクレンス。庭植えの草花の中では一足早く、2週間ほど前から花を咲かせています。細く
しなやかな茎に、純白の小花を付けて咲く姿は清々しさを感じます。
当地の冬はマイナス10℃を越す日もありますが、雪の下で常緑のままで冬を越す寒さにとても強い
多年草です。
ツルハナガタ(蔓花形)は、サクラソウ科の植物です。花径1センチに満たない小さなピンクの花を
茎先に集めて、ボンボリのように咲かせています。原種は、ヒマラヤ地方の岩場に自生する高山性の
植物です。
イワカラクサ(岩唐草)。流通名から受けるイメージでは和種のように思いますが、原種はヨーロッパ
の高山の岩場などに自生する多年草です。
このイワカラクサは、冬の間は屋内で鉢植え栽培。庭植えの株の開花は初夏の頃。一足早く、1cm
にも満たないピンク色の可憐な花を咲かせています。
ビオラ・ラブラドリカの流通名は宿根スミレ(紫式部)。花はスミレにそっくり。一方、葉表のモスグリ
ーン色と葉裏の銅色との対比が魅力的な植物です。さらに、毎年、毀れ種が発芽して株が増えます。
生育旺盛で寒さに強い多年草です。
セイヨウクモマグサ(西洋雲間草)。紅梅に似た花を上向きに咲かせています。一旦、庭土に馴染
むと手のかからない植物です。花は、濃紅色で小ぶりですが庭の中での存在感が際立ちます。
朝もやをついて、室蘭港に今シーズン初めての豪華客船 セレブイティ・ミレニアムが入港しました。
横浜港発~カナダのバンクーバー、「太平洋横断クルーズ」の途中での寄港です。 セレブイティ・ミレニアムは、総トン数91,000Ton・全長294m。巨大な船体が埠頭に接岸、船上
から投げ下ろされた係留ロープを岸壁のピットに固定する作業風景です。
光りで縁どられた船体が崎守埠を離れ、港内の海面を滑るように進む。室蘭港を後に、次の寄港地
ロシアのカムチャッカに向かう豪華客船セレブイティ・ミレニアムです。
地球岬緑地散策路は、岬の西側に広がる広大な緑地の中を行く。地域一帯には、原始の佇まいを
思わせる巨木が鬱蒼と生い茂る。さらに、春から夏にかけて数々の野花が花を咲かせるの山野草の
自生地です。
※散策路の入口から僅かに行くと、海から垂直にそそり立つ海抜156mの馬の背の断崖絶壁が、目
に飛び込んできます。地球岬灯台は断崖絶壁の裏側、さらに、左側の稜線が緩やかになる場所、海
面から147mの高さに展望台があります。
散策路の両側は、ニリンソウの群生地です。今、ニリンソウの花が見ごろを迎えています。
ニリンソウの花名の由来は、1本の茎から2輪の花を咲かることからです。早春に咲くキクザキイチ
ゲとは同じイチリンソウ属の植物。キクザキイチゲの花に比べると花は小ぶり、可憐な山野草です。 今年も見つけましたミドリニリンソウ。毎年、この群生地を訪れるとミドリニリンソウ探しに時間を割
かれる。よく目を凝らして探さないと葉の色に紛れ見逃してしまいます。まず、出会うことが稀な花です。
フチゲオオバキスミレ、先日、投稿した時は開花を始めた頃でした。今の時期が花の最盛期です。
散策路沿いの土手で、紅柴色の蕾を付けて点々と群がり黄色の花を咲かせています。
エゾタンポポの大きな特徴は、蕾を包む苞葉が反り返りません。今、市内の方々で外来種のセイヨ
ウタンポポが盛んに花を咲かせいます。地球岬緑地散策路は、当地で国内在来種のタンポポを見る
事が出来る唯一の場所です。
スミレサイシンは、道内では当地を含む南西部だけに自生しています。国内に自生するスミレの
仲間では葉や花が大きな事が特徴です。
絵鞆半島の縦走路は、地球岬を離れてから数キロ走ると市街地。そこから、街中を通り抜けて測
量山に上る観光道路へと進みます。登坂路の途中、眼下に追直漁港方面の眺望が広がります。
測量山観光道路の道沿いでも、ニリンソウが花を満開に咲かせています。
さらに、車を走らさせ絵鞆岬の近傍に到達すると、コジマエンレイソウ(小島延齢草)の群生地に辿
り着きます。
濃い紅柴色の花や葉など全てが一般のエンレイソウに比べて大柄。この場所は市内で最大規模の
コジマエンレイソウの群生地です。
※コジマエンレイソウ(小島延齢草)の草名は、道内の松前沖に浮かぶ渡島小島で発見された事が
由来です。
絵鞆臨海公園の近傍から眺める西空の光景です。午後になって5月の爽やかな空が広がり、数日
振りに穏やかな夕空が出現しました。
今日、当地の日没は18:44分。一方、日の出の時間は4:21分。一挙に、日中の時間帯が長くな
り始める。日没時間に合わせて、夜の港内を巡る「夜景ナイトクルージング」が行われています。運行
するクルーザーが 離岸の準備中です。
白鳥大橋のたもとからの光景です。日没時間に併せて、イルミネーションとスポットライトが点灯。
光りで縁どられた白鳥大橋が、夜の帳が下りる空と海に優雅な姿を浮かび上がらせます。
このところ、朝が明けるのがすっかり早くなり、今日、当地の日の出時間は4:23分。日の出から
2時間ほど過ぎた室蘭港崎守埠頭。間もなくすると、港湾関連の車両が忙しく行き来し始める 束の
間の静かな埠頭の朝景色です。
埠頭の東側に隣接する工場の構造物や白鳥大橋が、鏡のように静まり返る海面に映り込む。朝の
埠頭に潮の香りがほのかに漂う、港の一角からの光景です。
室蘭岳の裾野に広がる広大な牧草地の中で、一本のエゾヤマザクラが花を咲かせています。この場に
立つと、5月の青空を背景に牧草の若葉と、薄紅色の桜とのコントラストが目に清々しく映り込んで来ます。
このエゾヤマザクラの推定樹齢は100年ほど、樹高は10m、5本の幹を束ねた根回りは4.7mほど。
永い歳月、厳しい風雪に耐えてきた風格を感じさせるエゾヤマザクラです。
※牧草地には入れませんので、100mほど離れた道路際からの撮影です。 下の画像は7日撮影分と入れ替えています。
〔追加〕7日の朝、牧草地の中の一本桜の光景です。 爽やかな風が緩やかに通り過ぎる牧草地の朝の景色です。一本桜が朝日を受けて花を満開に咲かせ
ています。 昨日は8分咲き、今朝は見事に満開となりました。薄紅色の花を咲かせる事から、別名ではベニヤマザ
クラ(紅山桜)と呼ばれています。