クアトロの父がイタリア・ワインに目覚めたきっかけのワインは“ティニャネロ”です。ティニャネロとの出会いは、もう20年ぐらい前になるのでしょうか。イタリア・ワイン・ブームが起き、雑誌「ブルータス」で紹介されていたのを見て始めてこのティニャネロを飲みました。これが、イタリア・ワインなのか、とても高級なボルドー・ワインのようであって、またそれとも違う刺激的な美味しさがある。僕にとってはイタリア・ワインの印象を覆す衝撃的な出来事でした。
ティコャネロはアンティノリというトスカーナの名門のワイナリーが作ったスーパー・トスカーナの先駆けのワインです。アンティノリ家は伯爵だか公爵だったと思いますが、老舗の作り手が新しいスタイルのものを切り開くという行為自体に感銘します。僕もトスカーナを訪れた時にアンティノリの会社へ足を運んだことがあるが、その建物自体が歴史を感じさせ、とても威圧感があったのを覚えている。
ティニャネロとは、アンティノリ家の長女の名前だという。アンティノリの遊び心から生まれたワインなのかもしれない。
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