クアトロの父の好きなイタリア映画「自転車泥棒」。
第二次大戦後の多くのローマ市民が貧しい時。
主人公はやっと職にありつくが、仕事に必要な自転車が盗まれてしまう。
途方に暮れる主人公。
息子と共に盗まれた自転車を市中探して廻る。
そこで、垣間見える戦後のローマの貧しい市民の暮らし。
とうとう自転車は見つからず、つらい思いをさせた息子のために、レストランでありったけのお金で食事をする。
カルツォーネとワインだ。
隣のテーブルの家族は裕福そうで、お誕生日のお祝いをしている。
それでも、このカルツォーネとワインは、少年にはご馳走だったのだろう。
クアトロのカルツォーネとワインも誰かをつかの間でも幸せにできるだろうか。
※毎週火曜日の夜と水曜日全日のクアトロは定休日になります。
※カルツォーネは、平日のディナーだけの販売になります。
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