ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

豊四季キッド

2021年12月17日 | 映画の話

先日、「浅草キッド」を観た。
とても面白かった。
今年は、お店の時短要請などもあり、たくさん映画を観たが、クアトロの父の今年一番とも云えるような作品だった。
冒頭、場末のキャバレーで漫才をしているタケシ。
客は、ホステスにかまって漫才など聞いていない。
タケシは、「こっちは、漫才やってるんだ、黙って聞いてろ」と、きれる。
タケシの師匠深見も、よく客にきれる。
客に「おまえ、何様だ」と云われると、「芸人だ、笑わせてやっているんだ黙って聞いてろ」などと啖呵を切る。
この辺の芸人魂の描き方が良い。
クアトロでも、お客様が携帯の画面に夢中になっていたり、おしゃべりに夢中で、中々料理を食べなかったりすると、こんな啖呵を切ってみたくなる。
「ここは、レストランだ、美味しいものを食べさせてやっているんだ、黙って喰え」
しかし、ここまでの根性は無いクアトロの父だ。

※当面の間、クアトロは夜の営業を9時半までとします。
(8時半最終入店とさせていただきます)


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