ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

2021クアトロ・アワード~チーズ部門

2022年01月14日 | チーズの話

2021クアトロ・アワード/チーズ部門の発表
ノミネートは
1月 オッチェリ・アル・バローロ、ロックフォール・カルル、アベイ・ド・タミエ、カチョカバロ、サントモール、アイリッシュ・ポーター
2月 ミモレット、シングルトン・アップルパイ、ゴーダ・ゴールドスター、ブリヤサヴァラン、ブラン・デュ・マキ、コンテ・ド・モンターニュ、クロタン、ブルー・デ・コース、サン・シモン、タレッジョ
3月 ブルー・ド・オーヴェルニュ、ガレ・ド・ラ・ロワール、ブッシュ・ド・ルッセ、アボンダンス
4月 ラ・ロッサ、シュロプシャー・ブルー、エポワス、ヴィニョロン・マール・ド・ミュスカ、茶臼岳、ペコリーノ・コン・ペペ
5月 ブルー・スティルトン、ペコリーノ・トスカーノ・フレスコ
6月 TSUBASA、ウエンズリー・ディル・ブルーベリー、フルーリー・ラカイユ
7月 グッチョ、チット
10月 デリス・パパイヤ、オッソ・イラティ、トーマ・トロータ、モンドール、エティヴァ・ダルバージュ、ヴァランセ、コート・ドール
12月 カレ・ド・エール・クミン、クロタン・レザン、ゴーダ・トリュフ、ブルー・ド・テルミニヨン
2021クアトロ・アワード/チーズ部門の頂点は、デリス・パパイヤに決定。
昨年は、お酒の販売自粛期間中は、チーズの販売も停止していたが、年間を通すとかなりの種類のチーズがクアトロに登場しました。。
その中でも、華やかさのあるデリス・パパイヤは、お子様から大人まで好評でした。
さて、このデリス・パパイヤについて解説しよう。
フランス・シャンパーニュに、ブリヤサヴァランと云う贅沢な白カビチーズがある。
ブリヤ=サヴァランとは、ナポレオンの時代に大臣を務めていた有名な美食家の名前。
美食家の名前をもらったこのチーズは、白カビチーズに生クリームを練り込んだスタイルのトリプルクリーム。
味わいは、まるでチーズケーキのよう。
そのブリヤサヴァランにさらにドライフルーツのパパイアをあしらったのが“デリス・パパイヤ”。
ブリヤ=サヴァラン氏は、著書「美味礼賛」の中で「デザートにチーズが無いなんて、片目を失った美女のようだ」と書いている。
今では、大臣の発言としては、セクハラ発言と問題になりそうだが、このデリス・パパイヤがデザートに出れば、きっと大臣も満足だろう。
このデリス・パパイヤにスパークリングワインでも合わせると美味礼賛だ。
今日も、デリス・パパイヤは入荷しています。
美味しいチーズを食べて、美味礼賛。

※当面の間、クアトロは夜の営業を9時半までとします。
(8時半最終入店とさせていただきます)


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