ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ザ・クアトロ愛読者感謝セール

2007年01月16日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_183 突然ですが、本日午後6時より「ザ・クアトロ愛読者感謝セール」を開催いたします。
合い言葉は、「ブログ見ました」もしくは「シェフかっこいいね」です。合い言葉を言うと、もれなく“黒板の魚料理がなんと半額!”さらに千葉ウォーカーで取り上げられた“オマール海老のリングィネも特別価格”です。
今日だけです。明日はお休みですし、それ以降に「シェフかっこいいね」といっても無効ですので、お気をつけください。
それでは、本日の黒板メニューのご紹介です。
1.竹岡産スズキ
  カルパッチョ ¥900→¥450
  グリル ¥1,100→¥550
2.秋田産ソイ
  カルパッチョ ¥1,200→¥600
  アクアパッツァ ¥1,600→¥800
  グリル ¥1,500→¥750
3.秋田産本メバル
  カルパッチョ ¥1,200→¥600
  アクアパッツァ ¥1,600→¥800
  グリル ¥1,500→¥750
4.三陸産マコガレイ
  カルパッチョ ¥1,200→¥600
  アクアパッツァ ¥1,600→¥800
  グリル ¥1,500→¥750
5.長崎産イサキ
  カルパッチョ ¥1,000→¥500
  グリル ¥1,200→¥600
・石川産小アジのエスカベッシュ ¥300→¥150
・北海道産甘エビのサラダ仕立て ¥800→¥400
・オマール海老のリングィネ(2名様用) ¥3,200→¥2,000
※オマール海老は事前にお電話でご予約いただいた方だけとさせていただきます。
※それぞれ数に限りがあります。無くなり次第終了です。ご了承ください。
※今日ご都合の悪い方、恨まないでください。また、気まぐれに企画します。

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アニア

2007年01月15日 | ワインの話

Photo_182 “ティニャネロ”に並べて記憶しておきたいワインがある。“アニア”といって、カステロ・ディ・カビアーノが作ったワイン。やはり、作り手の娘さんの名前がついている。90年頃のビンテージを最後に名前を変えたらしい。今は“ベェレッツァ”という。アニアでの最後のビンテージを飲んだがやはり旨い。名前と違って中身はかなり男性的なボディのしっかりしたワインだ。
ティニャネロ・アニアがあこがれのワインだったころ、僕はよく南千住の「金沢國蔵酒店」へ通っていた。おっかない親父さんが出てきそうな名前だが、この店を切り盛りしていたのはお嬢さんで、この方がイタリア・ワインにはめっぽう詳しい。店内で試飲も有料でさせてくれる。それがすごく勉強になった。このお店へ行くためには、南千住の駅から泪橋を渡って山谷を通って行かなくてはならない。日雇いの人達が多く暗くなると怖い。
このお嬢さんは今はご病気で亡くなられた。お店もコンビニに変わり、一部ワインバーのような空間を残し、お兄さんがワインの試飲会を継続している。
僕の中では、南千住のアニアさんは今でもワインの師匠です。

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ティニャネロ

2007年01月14日 | ワインの話

Tignanello クアトロの父がイタリア・ワインに目覚めたきっかけのワインは“ティニャネロ”です。ティニャネロとの出会いは、もう20年ぐらい前になるのでしょうか。イタリア・ワイン・ブームが起き、雑誌「ブルータス」で紹介されていたのを見て始めてこのティニャネロを飲みました。これが、イタリア・ワインなのか、とても高級なボルドー・ワインのようであって、またそれとも違う刺激的な美味しさがある。僕にとってはイタリア・ワインの印象を覆す衝撃的な出来事でした。
ティコャネロはアンティノリというトスカーナの名門のワイナリーが作ったスーパー・トスカーナの先駆けのワインです。アンティノリ家は伯爵だか公爵だったと思いますが、老舗の作り手が新しいスタイルのものを切り開くという行為自体に感銘します。僕もトスカーナを訪れた時にアンティノリの会社へ足を運んだことがあるが、その建物自体が歴史を感じさせ、とても威圧感があったのを覚えている。
ティニャネロとは、アンティノリ家の長女の名前だという。アンティノリの遊び心から生まれたワインなのかもしれない。

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ブイヤベース

2007年01月13日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_181 クアトロ最新裏メニュー「ブイヤベース」が昨日から登場。2名様用の小さなお鍋で、目の前で煮込みながら召し上がって頂きます。まずは、ポンタさまに召し上がっていただきました。まだ、おむつももとれず、言葉もこれからのポンタさまですが、目には炎が輝き喜々として召し上がっていただきました。ブイヤベースの仕上げは残ったスープで仕上げたリゾットです。ポンタさまは、これもふうふういいながら満足げに召し上がって頂きました。これを目撃した、隣の席のご常連にもご注文をいただきました。寒い日にはおすすめの新裏メニューをどうぞよろしく。

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50&50

2007年01月12日 | ワインの話

5050 クアトロの壁にワインのラベルを額に入れて飾ってあります。それぞれ、クアトロの父の思い出のワインなのです。今日はその中のひとつのワインの物語。
白い生地に金文字で「50&50」と書かれたワインのラベルの額があります。これは、イタリア・ワインで「チンクアンタ・エ・チンクアンタ」と読みます。金文字の下には、ふたつの会社名と何やらサインがあります。アヴィニョネージ社とカパネッレ社が共同で作ったワインということです。サインは両社の社長のものなのでしょう。アヴィニョネージ社が自慢のメルローを提供し、カパネッレ社が自慢のサンジョベーゼを提供し、ふたつのブドウを50%づつ使って作られたワインです。だから「50&50」なのです。
イタリア・ワイン・ブームが起きたのは、いつごろだったでしょうか。90年ごろだったかもっと以前だったか忘れてしまいましたが、その頃にこのワインも大ブレークしました。僕も、ちょうどイタリア・ワインに目覚め夢中していろいろなイタリア・ワインを飲んでいたころでした。やはり、このワインはピカイチで僕のお気に入りになりました。今も人気は高く、かなり高額で取り引きされているようです。昔は、5千円だったものが今は3倍ぐらいの価格のようです。フランス・ワインのように規則や伝統にとらわれず自由な発想でワイン作りを始めたイタリア・ワイン界を代表するようなワインという感じがしています。しばらく飲んでいないワインになってしまいましたが、今飲むとそれほどの感動はないのかもしれませんね。

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