フレイタス・ブランコ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(forgottenrecords)1959/04/17ジュネーヴlive放送
放送エアチェックレベルのノイズや撚れが気になるモノラル録音。中プロとして演奏された、得意のラヴェルである。色彩的で力感もかなりのまっとうな演奏であり、音色は透明でアンセルメ的だが表現はフランスの指揮者である。細かい音符まで明確に聴かせる指示もこのオケにとっては当時お手の物だったろう。ロザンタール的なテンポの落ち着きはあるが、打楽器の重い音による派手っぷりは少し違う。技巧的にも問題ない(すこうし反応が遅いか)。壮絶な終曲にブラヴォ終演。
放送エアチェックレベルのノイズや撚れが気になるモノラル録音。中プロとして演奏された、得意のラヴェルである。色彩的で力感もかなりのまっとうな演奏であり、音色は透明でアンセルメ的だが表現はフランスの指揮者である。細かい音符まで明確に聴かせる指示もこのオケにとっては当時お手の物だったろう。ロザンタール的なテンポの落ち着きはあるが、打楽器の重い音による派手っぷりは少し違う。技巧的にも問題ない(すこうし反応が遅いか)。壮絶な終曲にブラヴォ終演。