○バルビローリ指揮NYP(DOCUMENTS,artone)1938/2/7・CD
まったくバルビ向きの曲で、パーセルとかRVWの室内合奏とかやっている感じで軽く、僅か感傷的に聴くことができる。編成をしぼっているのかNYPにしては統制もとてもよく行き届き、壮年期の溌剌とした演奏振りは才気煥発といったふうだ。チェロパートソロのフレージングなど後年のどろどろしたうねりは無いものの、さすがチェリストという特有の巧みさを感じさせる。これは私はCD復刻を見たおぼえはないのだが、ひょっとすると協会盤(DUTTON)で復刻されていたかもしれない。
まったくバルビ向きの曲で、パーセルとかRVWの室内合奏とかやっている感じで軽く、僅か感傷的に聴くことができる。編成をしぼっているのかNYPにしては統制もとてもよく行き届き、壮年期の溌剌とした演奏振りは才気煥発といったふうだ。チェロパートソロのフレージングなど後年のどろどろしたうねりは無いものの、さすがチェリストという特有の巧みさを感じさせる。これは私はCD復刻を見たおぼえはないのだが、ひょっとすると協会盤(DUTTON)で復刻されていたかもしれない。