湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番

2005年03月19日 | 北欧・東欧
○コンドラシン指揮NHK交響楽団(NHK CD,KING)1980/1/30live・CD

やっぱりスラヴ舞曲は派手に舞わないと。イマイチ重い音だけれども十分ドライヴ感は出ている。○にしておく。
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ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番

2005年03月19日 | 北欧・東欧
コンドラシン指揮NHK交響楽団(NHK CD,KING)1980/1/30live・CD

コンドラシンのドヴォルザークというと新世界のイメージがあるがぱっとしなかった。これは曲がそうなのかもしれないがもっさりした感じでイマイチ聞き映えがしない。N響もイマイチ。
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ストラヴィンスキー:夜鳴きうぐいすの歌

2005年03月19日 | ストラヴィンスキー
○サバータ指揮ストックホルム・フィル(IMG)1947/9/24LIVE

音は悪いが俊敏で爽やかな演奏。繊細な響きが美しい。この作曲家本来のどぎつさがない、鮮やかな色彩感に耳奪われる。名演。

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シベリウス:交響曲第2番

2005年03月19日 | シベリウス
○セル指揮ACO(RCO)1964/11/26LIVE

結構ふつうでいまひとつ面白みに欠ける。あとブラスがうるさい。下品に吹かせすぎ。この曲を得意にしたセルだが得意にしすぎたのか、この客演では音に心情が篭っていない感じがする。とにかく全般起伏が少なく感じるのだ。3楽章の刻みのまとまりはさすがだが勢いだけの突っ走りにライヴの焦躁感を実感できる。さすがに4楽章へ向けては偉大な盛り上がりをみせるが力強い表現はさほどのこだわりを見せずにあっさりしたテンポで終幕へ向かっていく。最後のクライマックスはケレン味たっぷりのテンポやフレージングでかっこいい。スコア通りといえばそうなのだが冒頭やにわに盛り上がり過ぎるより気が利いている。全体設計の行き届いたセルらしい計算だ。あいかわらずペット以下うるさすぎ。拍手は普通。

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ショスタコーヴィチ:交響曲5 番

2005年03月19日 | ショスタコーヴィチ
○ストコフスキ指揮ロンドン交響楽団(IMG,BBC)1964/9/17ロイヤル・アルバート・ホールLIVE・CD

録音極めて明瞭。オケの威力に脱帽。ソリストもおしなべて上手い。きっぱりした発音の多用がストコらしからぬ緊張感をもたらしているが、解釈的にわりとオーソドックスで特に4楽章はどっちつかずの半端さを感じる。前半2楽章が好演しているだけに惜しい。突飛さを求めたら期待を裏切られるかも。間延びしたようなところも聞かれる。3楽章のコラールふうの響きも美しいし、4楽章中間部までの弦のカンタービレも素晴らしいのだが(テンポはなぜかさっさと先へいってしまうが)。オケはとにかくうまい。最後は大見得を切ってブラヴォーの嵐。実演は凄かったのかも。それを加味して○。

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あのベルティーニ氏が死去

2005年03月18日 | Weblog
マーラーの世界的権威、指揮者のベルティーニ氏死去

 マーラーの演奏の世界的権威で、東京都交響楽団音楽監督の指揮者、ガリー・ベルティーニさんが17日、イスラエルのテルアビブで死去した。77歳だった。同交響楽団が明らかにした。

 旧ソ連のモルドバ生まれ。幼少時にイスラエルへ移住し、1958年、イスラエル・フィルを指揮してデビューした。その後、世界各地の著名オーケストラや歌劇場で活躍を続けた。98年に都響の第4代音楽監督に就任。マーラーの交響曲全曲演奏会を行うなど活発な活動を続けた。今月で退任し、桂冠(けいかん)指揮者に就任する予定だった。昨年5月にマーラーの交響曲第8番などを、同響で指揮したのが最後の来日となった。
(読売新聞)
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リムスキー・コルサコフ:シェヘラザード

2005年03月18日 | リムスキー・コルサコフ
○ストレング(Vn)シェルヒェン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(Westminster)CD

非常に良好なステレオ録音である。演奏はこのコンビらしいコントラストをはっきりつけた飽きさせない内容。スタジオでは比較的マトモといわれるシェルヒェンだが流石に3楽章ではデロデロにテンポを崩し真骨頂を見せている。ただ、このコンビではしばしばあることだが音が醒めていて人工的な印象も受ける。CD復刻の弊害かもしれないので演奏のせいとばかりは言えないだろう。オケは達者なので総じては楽しめると思う。ちょっと弦が薄いのはオケ都合か。○。

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ANDANTEがまたあざとい盤を!ドビュッシー集!

2005年03月17日 | Weblog
LPコレクターには頭の痛い歴史的録音集成がまた出る(3月後半)。
悪名高いアンダンテだが録音データが正しければ見たことの無いものも僅かに(この「僅かに」がポイント)含まれる。CD廃盤やLPでめぼしいものといえばイタリア盤で集成が出ていたコッポラの大量の録音にくわえワルター・ストララムの牧神(モイーズ)、デゾの海。アンダンテらしく「全部」というわけではなく、デゾの夜想曲抜粋は省かれている。

そしてSP期・LP初期の多分CD化初!録音集、これだけのために私はたぶん買いますが、夜想曲がアンゲルブレシュト指揮ドビュッシー音楽祭大管弦楽団(32~34)、神聖な舞曲と世俗的な舞曲がグランジャーニでヴィクター弦楽合奏団(ひょっとするとキャピトルのハリウッドQ等のものと一緒かもしれない)、小組曲のビュッセル指揮ストララム管弦楽団(録音時期が31/5とあるので50年代とされるパテ録音(フランス国営放送管弦楽団名義、録音は新しいもののように聞こえる)とは別録音?但し同じコロムビアから出ていた模様)!

ドビュッシーは少しご無沙汰だがコレクターとして手に入れておこうと思います。値段は推して知るべし。
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ヒンデミット:交響的舞曲

2005年03月15日 | ドイツ・オーストリア
○シュミット・イッセルシュテット指揮NDR交響楽団(EMI)1970/6/8live

浮き立つような感興はないが手堅いというかかっちりした演奏で適度に盛り上がりもあり面白く聞ける。音がとにかくいいのでこの指揮者好きは必聴。曲もヒンデミットの中ではわかりやすすぎるくらいわかりやすいのでおすすめ。
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パイパー:交響曲第3番

2005年03月14日 | その他古典等
○モントゥ指揮ACO(ACO)1969/10/30・CD

六人組+ストラヴィンスキー×アメリカのような曲。特にオネゲルとミヨーからの影響が強いように思われる。楽想には独特のものがあり決して模倣ではないのだが、音の重ねかたや弦の分厚い和声の作り方にミヨーを感じて仕方なかった。ストラヴィンスキー的という個所はそれこそ結構あるが部分部分に限られる感も強く、たとえばいきなりヴァイオリンのグリッサンドで奇異さを煽るところなどもストラヴィンスキーの硬質な手法を思わせる。散漫な楽想で後半になってくると結構わけがわからないとりとめのなさも感じるが、曲自体が短いのでそう気にはならないだろう。まあ、六人組の範疇の現代曲といった感じである。最後がなんだか変な終わり方。モントゥは無難、セルみたいな凝縮力がないぶんやや聞き応えは落ちるかもしれない。もっとも同じ曲で比較しないと意味は無いのだが。おまけで○。
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レーウ:古風な楽章

2005年03月14日 | その他古典等
○セル指揮ACO(ACO)1960/12/8・CD

なかなか聞ける現代曲。ハープの怜悧な美しさが光る前半部からマーラー的な喧騒、少し昔のテレビドラマの香りもするけど、セルの筋肉質の音作りがこうをそうし、皮相にもチャチにも散漫にもならずに十分楽しめるものとなっている。個性もあり。

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シベリウス:交響曲第2番

2005年03月14日 | シベリウス
○オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団1972/04/26

けっこう完璧な線いってるんじゃないかと思います。解釈はとてもこなれていて聞きやすいし、オケはパワーがあるし、技術的には言うことが無い。ほの暗さも肯定的な楽想に集結していくところなどこの元来明るい指揮者には向いていると思う。ただ強い個性が無いのですれっからしには若干食い足りなさを感じさせなくも無いか。○。
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シベリウス:フィンランディア(マシューズ合唱編曲)

2005年03月14日 | シベリウス
オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団1972/3/23

かなり「うるさい」演奏。シンバルあたりがやたらと叩きまくるので旋律が沈んでしまい、せっかくの国民賛歌が叙情性を煽るのではなく寧ろとっぴな印象を受けるほど。録音バランスのせいか?合唱も違和感。。無印。
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チャイコフスキー:交響曲第6 番

2005年03月13日 | チャイコフスキー
マルティノン指揮ウィーン・フィル(LONDON)CD

個性的だ。余りの弛緩したアンサンブルにまずは驚嘆。やる気あるのかと思わせる「やらされてる感」たっぷりの思い入れなしお君。テンポくらいあわせようよ。。緩徐主題の異様な遅さも人工的すぎだ。展開部以降激しい楽想が続くあたりでやっと暖まってくる。警句的なフレーズの短く切り詰めた表現、あからさまに情念を煽るテンポの変な揺れ、ダイナミクス、余りに狙い過ぎた「トンデモ度」高い演奏ぶりは、面白い、がなんともかんとも。。2楽章は依然粗いが弦の音色の魅力が立っておりそれなりに聞ける。3楽章はオーソドックスといえばオーソドックス。聞かせどころのツボは押さえている。VPOの縦のそろわなさが目立ちそうで怖い楽章だがそれほど気にならない。太鼓の強調に顕著だが烈しく派手な演奏を指向しており、それはある程度成功しているといえる。人工的な感じが残るは録音のせいか。4楽章は情に流されない、しかしドラマのある演奏だ。弦がここぞとばかりに歌い上げるが、録音の明晰さが逆にマルティノンの明るさを際立たせており、
好悪別れるかもしれない。透明感があるのだ。しかし最後の重く深い響きには印象的なものがあり、出色の出来である。それまでの明るさからの流れ、全体設計はうまくできていると言えるだろう。総じては無印。

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再掲載の意図

2005年03月13日 | Weblog
演奏家同様聞き手も変わっていきます。さいきん昔書いた盤の聞き直しをして再度書いているのはひとえにこちらの変化に従って印象も変わってくるし誤りや誤解、書いたときの状況や心情によるブレを少しでも平準化し精度をあげようとの試みです。もちろん所詮シロートの感想文、精度もなにもあったもんじゃございませんが、あくまで好きでやってますんで、ゴタク勘弁。

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