○クラソワ(A)ブラシュト(T)シェイナ指揮プラハ国立歌劇場管弦楽団(aulide:cd-r)1960/5/29live
雄弁で感情豊かなソリストが聞きものの演奏。技巧的にも安定し、チェコ語だからこそ板についた感情を出せているのかもしれない。ワルター壮年期張りの指揮にアマチュアレベルのオケ(技術的にばらけすぎである)、しかし内燃率が高く表出意欲は満点。力強く突き進み、ボリュームある音は好きな向きには好ましいものだろう。たんに下手くそと聞くか30年代頃に遡ったような珍しい音源ととるか、録音が戦時中並に悪いのもあってけしてオススメはしない。客席反応は静か。
雄弁で感情豊かなソリストが聞きものの演奏。技巧的にも安定し、チェコ語だからこそ板についた感情を出せているのかもしれない。ワルター壮年期張りの指揮にアマチュアレベルのオケ(技術的にばらけすぎである)、しかし内燃率が高く表出意欲は満点。力強く突き進み、ボリュームある音は好きな向きには好ましいものだろう。たんに下手くそと聞くか30年代頃に遡ったような珍しい音源ととるか、録音が戦時中並に悪いのもあってけしてオススメはしない。客席反応は静か。