○マデルナ指揮フランス国立管弦楽団(arkadia)1971/3/9live・CD
重ったるくドイツ的ですらある始まり方をするがマデルナらしい歌謡性がすぐに浮き立ってきてラテンの香りがふんぷんとしてくる。面白い。ラヴェルはそれではいけないとは思うが実に個性的で、のせてくれる。響きは厚く充実しておりオケの持ち味と相乗効果でなかなかに飽きさせない。ただ一人おおきくブラヴォを叫ぶ他は異様な雰囲気の客席にまたほくそ笑んでしまう。いい演奏だ。
重ったるくドイツ的ですらある始まり方をするがマデルナらしい歌謡性がすぐに浮き立ってきてラテンの香りがふんぷんとしてくる。面白い。ラヴェルはそれではいけないとは思うが実に個性的で、のせてくれる。響きは厚く充実しておりオケの持ち味と相乗効果でなかなかに飽きさせない。ただ一人おおきくブラヴォを叫ぶ他は異様な雰囲気の客席にまたほくそ笑んでしまう。いい演奏だ。