りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

晩夏の海。

2011-09-08 | Weblog
昨日の午後、取引業者の元へ出かけた。

ちょっと時間が空いたので、海に寄った。

台風一過ということもあって少し濁ってはいたが、

これから満ち潮になろうとしている潮騒の音は

僕の鼓膜に心地よく響いた。

潮風が頬を撫でる。

空も澄みきっていた。

ブルーの絵の具を斑なく塗ったような、青。

水平線に目をやると、はるか彼方にあるはずの

四国山脈が、間近に見えた。

誰も、いない。

何も、ない。

高い空と優しい潮風と防波堤の上の中年男。

ほんの一瞬、忙しい日常を忘れてたたずんだ、

晩夏の海。
コメント (4)
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