りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

傷だらけの天使。

2012-02-18 | Weblog
今、BSで夕方に「傷だらけの天使」を放送しているらしい。

その時間帯は仕事をしているから全く知らなかったのだが、
妻が録画してくれていた。
今日は休日なので、昼過ぎからぼんやりと視ていた。

もちろん世代にもよるのだろうけど、少なからずボクら
くらいの世代で、「傷だらけの天使」が嫌いという人は
いないのではないだろうか。
特に、男は。

ショ―ケンにしろ、水谷豊にしろ、本当にカッコいい。
何がカッコいいのか、ここで細々&長々と書くのは野暮だ。

あのオープニング。
今見ても、本当に斬新で、シュールで、オシャレで、
メチャクチャカッコいい。

一人暮らしをしていた頃、真似してみた。
でも、何か違う。全然違う。
ボクがやると、ただの食いしん坊になってしまう(笑)
そうそう簡単に誰もがショ―ケンになれるわけではないのだろう。

あぁ・・・また、ソーセージが食べたくなってきた。

傷だらけの天使「オープニング」

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紡績工場。

2012-02-17 | Weblog
その工場の外観が気になりはじめたのは、たしか中学生の頃だった。

その工場は戦前から続く紡績工場で、壁面は赤煉瓦で造られていて、そこだけを切り取って
見ると、まるで日本離れした風景に見える場所だった。
町の中心部に鎮座しているので、物心ついた頃からその工場は知ってはいた。
しかし中学生になった頃から、それまでの単に“知っている”という次元ではなく、何故か
妙に気になりはじめた。
ただ当時はまだまだ子どもだったためか、それがどういう感情なのか、自分の中でうまく
理解できずにいた。

それから10年ほど時間が過ぎて、20代半ばになった。
その頃になると、10代の頃にはよく分からなかったその感情が、ようやく自分で分かり
はじめていた。

それは、“この赤煉瓦の壁面で、何かを表現したい”、という気持ちだった。

実家を出て、大学も卒業し、広告業界の人間となったボクは、同世代のデザイナーを連れて、
この工場へ訪れたことがあった。
工場へやって来たデザイナーは「いい建物だねぇ」とつぶやいて、ボクと一緒にその古びた
煉瓦の壁面をいつまでも眺めていた。

でも、それだけだった。

お互い社会に出てまだ間もないヒヨッ子だったボクとデザイナーは、やりたいことは十分に
分かっていても、それを具現化するだけの能力も方法もまだまだ未開拓だったのだ。

それから、さらに15年ほど時間が過ぎて。

2年前の夏、最初に勤めた広告会社の先輩のゆ~こさんが、徳島からわざわざ遊びに来てくれた。
ボクと同じグラフィックデザイナーで、しかもフォトグラファーでもある彼女は、常に一眼
レフのカメラを相棒のように携えていた。
その日も、当たり前のように一眼レフを持っていたゆ~こさんを、ボクは紡績工場へ連れて
いった。

紡績工場の壁に恋い焦がれながらも、あまりにも長い間、何ひとつ行動を起こさないまま大人に
なってしまったボクには、もはやその場所を客観視することができなくなっていた。
つまり、本当にあの場所が創作の対象になるだけの場所なのか、もう自分では分からなくなって
いたのだ。

プロのクリエーター(恥ずかしながら自分もなのだが)なら、分かるかも知れない。
その一心で、ボクはゆ~こさんの手を引っぱって行った。
見知らぬ町角の見知らぬ建物の前に半ば強引に連れて来られたゆ~こさんは、自らの意思で
そうしたのか、それともボクの悲壮感さえも漂う懇願に根負けしたのか分からないが、手に
した一眼レフで工場の壁を撮りはじめた。

それから、一週間後。

ゆ~こさんから、1枚のハガキが届いた。
それは、9月に誕生日を迎えるボクへのバースデーカードだった。

カードの裏面を見て、息が詰まりそうになった。

そこには、一週間前に撮影したばかりの写真が使われていた。
カードに使われていたその写真は「ゆ~こさん、誕生日プレゼントに1枚撮ってよ」とボクが
冗談を口にしながら撮ってもらった写真だった。

間違っていなかった。

カードを見ながら、そう思った。
紡績工場の赤煉瓦の壁は、写真に精通した人の手にかかれば、十二分に創作の対象になる素材
だったのだ。
写真を見ても、この撮影場所が日本の、瀬戸内の、小さな島の紡績工場には見えない。
“アメリカの街角で撮った”と言っても、疑われないくらいの出来映えだった。

今でもその写真は、ボードの上に置いてある。
自分がモデルの写真を飾るのはちょっと恥ずかしい気がしないわけでもない。
しかし長年暖めてきた想いがカタチになったモノなのだから、ある意味、ボクにとっては宝物
なのだと思う。

その紡績工場。

昨日の新聞に「1月末で閉鎖された」という記事が掲載されていた。
現在、屋内の機器が搬出されていて、近いうちに建物も土地も売却されるらしい。
周辺の住民は「歴史ある建物なのでなんとか残してもらいたい。せめて、赤煉瓦の壁だけでも」と
訴えているそうだ。

理由は違えど、ボクも同じ気持ちだ。
なんとか、残してもらいたい。せめて、赤煉瓦の壁だけでも。

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今日の運勢。

2012-02-16 | Weblog
写真は、朝刊に載っていた、今日の運勢。

もしかしたら・・・今日が人生のピークかも知れない(爆)
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右か、左か?

2012-02-15 | Weblog
今日、仕事で市役所に行った。

5階にある担当の課で用事を終えた後、エレベーターを使わずに階段で
降りた。
タッタッタっと降りていたら、下から上がって来る女性と出くわした。
スラっとした容姿で、自分の中にしっかりとした意思を持っているような
感じの人だった。
僕とその女性は2階と3階の間の踊り場でちょうどすれ違った・・・と
言いたいところだが、そうはならなかった。

ぶつかりそうになったのである。

僕が降りている目の前に女性も下から進んできて、寸前のところで立ち
止まり、お互い道を譲ろうと身体を左右に移動させた。
傍から見ていたら、バスケットボールのディフェンスのように見えた
かもしれない(笑)
別に狭い階段ではない。
市役所の建物なのだから、それなりに幅のある階段だ。
それなのに、僕と女性はぶつかりそうになった。
ぶつからずにすれ違った後、“なんでわざわざ同じところを歩くかねぇ・・・
譲りゃあいいじゃんかよ”と思ったが、その後、こう思い直した。

もしかしたら、あの女性、関東の人だったのかも。

例えばエスカレーターは乗る場所が、関西と関東では違う。
「関東では左側」、「関西では右側」っていうヤツだ。
僕は根っからの西日本人なので、やっぱり右側に乗る方が慣れている。
だから東京や横浜に行くと、今でも戸惑ってしまう。
品川駅や新宿駅で、“あ、そうだった・・・”と誰にも聞こえない声で
自分自身に言い聞かせている自分がいる(笑)

だから階段も、西日本と東日本では違っていたような気がする。

そうだよ、たぶんあの女性は、関東の人だったんだ。
どおりで意思が強そうな雰囲気だったわけだ(スゴイ偏見

しかしこういうのって、どうして西と東で違うのかね?
何か歴史的な理由があるのだろうか?
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18年前と、今。

2012-02-14 | Weblog
今日がバレンタインデーだったなんて、すっかり忘れてた。

どおりで最近、テレビでよく国生さゆりを見かけるわけだ。
自分としては、バレンタイン云々・・・よりも、今日は仕事を
している時、“あ、そういえば、今日は俺がこの会社に転職
した日だ”ということを思い出して、そっちのことばかり
考えていた。(1994年2月14日でした)

転職初日に、総務の女性から“よろしくお願いしますってことで”と、
義理120%のチョコをもらって、なんとも申し訳なくてヒジョーに
戸惑ったことを今でもよく憶えている。

そして今日。

仕事中はもちろんのこと、帰宅してもチョコレートなんてひとつも
なかった。
18年前には、転職初日で借りてきた猫のような状態だった俺に、
義理120%といえども、ちゃんとチョコレートをくれたのに。
“もう義理もないのかねぇ~”とぼやきながら、ジャケットを脱ごうと
クローゼットの前に立ったら、新しいジャージが置いてあった。

たしかに以前から新しいジャージかスウェットが欲しいと言ってはいたが。
バーゲンでもあったのかな?

まぁ、いいや・・・ありがと。
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浦安鉄筋家族。

2012-02-13 | Weblog
大人になってからというもの、マンガはほとんど読まなくなった。

たぶん、小中学生の頃に一生分のマンガを読んだからだと思う。

でも、最近、このマンガを読んでいる。

しかも、ハマっている。

こんなマンガが、すでに20年前から少年チャンピオンに連載されていたなんて。

しかも、とっくの昔にアニメ化もされていたらしい。

全然、知らなかった。

余計な説明は、しない。

ただただ、おもしろい

いつの時代も、どこの場所でも、「子ども」という生き物は、愛すべきおバカだ。

夕食後、子どもたちと単行本を広げてゲラゲラ笑ってます。
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ブーーブーーーッ!!

2012-02-12 | Weblog
今日はいい天気で。

あんまりにも天気が良いので、午後から一人で買い物へ。
となりの街まで愛車のTwinでフラフラと。

書店や家電店や靴屋・・・etc.と徘徊した後、とある
ショッピングモールへ。
しかし、これといった何かを買いたいわけではなかったので、
ものの10分程度で、すぐに駐車場のTwinに戻った。

エンジンキーをまわして、Twinを動かす。
バックミラーを覗くと、10数メートル先に男の子がいた。
年は2~3歳くらい。
家族で買い物に来たらしく、すぐそばにミニバンのクルマと
両親らしき男性と女性。
男の子は、跳びはねながらこっちを指さしている。

Twinに乗っていると、こういうことによく出くわす。

あんまりにも個性的なスタイルなので、子どもに遭遇すると、
格好の餌食になってしまうのだ。
何年か前に交差点で信号待ちになった時、隣りに幼稚園の
スクールバスが停まったことがあった。
隣りに停まった奇妙キテレツなクルマに気づいた園児たちは、
バスの左側の窓に一斉に集まって、歓声や笑い声をあげながら、
信号が青になるまでずっとTwinを眺め続けた。

Twinを買ったばかりの頃はそんな光景に出くわす度に戸惑って
いたが、8年も乗っていると、さすがに慣れた(笑)
今回の男の子にも、別に恥ずかしさや戸惑いはない。
逆に嬉しいくらいだ。
バックをして、国道に向かう時に手でも振ってあげようか。
そう思いながら道路に向けてクルマを動かしていると、男の子が
いる場所へ少し近づいた。
距離にして5mくらいだろうか。
その時、人さし指をこっちに向けたままの男の子の声が、ドア越しに
聴こえた。

「ブーーブーーーッ

アハハハハハ・・・・
ボク、ちょっと声が大きいぞ。
お店から出た人や、これから入ろうとしている人も、みんなこっちを
見てるじゃないか。しかも半笑で。

久々に恥ずかしくなった僕は、男の子に手を振るどころか、まるで何も
気づいていないような素振りで、思いっきりアクセルを踏み込み、
一目散でショッピングモールを後にした(笑)
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突然、北の国から。

2012-02-11 | Weblog
昨日、文藝春秋の3月号を買った。

先日芥川賞を受賞した田中慎弥氏の「共食い」が掲載
されていたので。
他にも「日本の自殺」とか「次期衆院選の結果予想」
とか、面白そうな特集が今回は目白押しだった。

昨夜、家族が寝静まった後にリビングでパラパラと読み
はじめたのだけど、ある特集に目が止まった。

「テレビの伝説」

昨今の長寿番組の特集で、「サンデーモーニング」とか
「笑点」とか「チューボ―ですよ!」とか「世界ふしぎ
発見!」(なぜかTBS系列が多い)といった番組の裏話
を、出演者やスタッフに取材した特集だった。

興味深いエピソードが並んでいて、眠い目を我慢しながら
ページをめくり続けた。
すると、それはいきなり出てきた。



え?何、これ??
なんと、倉本聡氏の特別寄稿。
しかも、(おそらく)未来永劫、絶対に映像化されない
「北の国から」の続編のあらすじではないか!
それが分かった時に、思わず「うそ、マジで!?」と
真夜中のひとりぼっちの部屋で声を上げてしまった。

詳細は、書かない。
このブログをお読みの方で知りたい方は、どうぞ書店へ(笑)。

ひと言だけ書けば、非常に面白かった。
大まかなあらすじながら、文章を読んでいるだけで、
頭の中に、2011年のこの国で生きている五郎さんや
純や蛍や正吉やレイちゃんが鮮明に現れた。

うわぁ、やっぱりそうなんだ。
シリーズが終わって、今年でちょうど10年だけど、
やっぱり倉本先生の中では終わってなかったんだ。

そういえば、今日はBSフジで「北の国から'92 巣立ち」が
放映される。
(やば、もうはじまってる!)
このドラマも、今からちょうど20年前のドラマだけど、
このシリーズの中でも僕の中では1、2を争うほど名作だった。
ちょうど社会に出たばかりの頃だったから、自分と純を
オーバーラップさせてたのかも。
もっとも、世の中の男連中にはそういうヤツが多かった
ようだけど(笑)
(だから、あんな絵に描いたようなダメ男でも人気があった
んだろうし)

さ、このブログを書いたら視ようかな。

・・・誠意って、何かね?
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春シャツ。

2012-02-10 | Weblog
とある服屋さんにて。

このシャツ、いいなぁ。

まだまだ厳冬真っ只中だけど、
このテのお店の商品はすっかり春物で。

寒くて凍えそうだからか、春っぽい
明るくて柔らかいデザインのシャツに、
つい目が行ってしまう。

買おうかな。

いや、やっぱり似合わないか・・・。

いっそのこと、春からイメチェンでもするか(笑)
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12歳のブロガ―。

2012-02-09 | Weblog
仕事から帰宅したら、リビングで娘がPCをつついていた。

またYOU TUBEかマンガ系のサイトを見てるんだろう・・・と
訊いてみたら、娘はこう答えた。

「ブログ、書いてるの」

ブログ?・・・・お前、ブログやってんのか

「うん。読む?」

いや、いいよ。

「お父さんもブログ、書いてるんでしょ?」

ああ。

「どんなことを書いてるの?」

どんなことって・・・いろんなことだよ。

「私のことも、ブログに書いたことがあるの?」

いや、ないよ(何でこういう時にウソをつくかなぁ

「ふーーーん」

あ、ごめん、この前書いた(少しだけ訂正してど~する

「どんなこと

あの、ほら・・・みかんのこと。(ついこの前の日記じゃねーか

「みかん?・・・ああ、あれネ」←鼻で笑っている (-_-;)

そう、あれ。

「ほかには?」

それくらいだよ(まだウソをつくか

「他は、仕事のこととか?」

まぁ、そういうのもあるし・・・まぁ、お前が読んでも分からないよ。

「何で?」

世の中のことや、政治のこととか・・・とにかく大人の内容だし、
レベルも違うからな、全然(みかんの日記のどこがレベルが高いんだ

「ふーーーん・・・ねぇ、読む?」

だから、読まねぇーよ。


・・・・しかしねぇ、12歳そこらでブログはもちろん、“ログイン”とか“パスワード”
とか“クリック”という言葉を普通に口にして、しかもそれを出来るっていうのは
どういうことなのかね?
まぁ、今は学校の授業でも教わるんだからそれが普通なんだろうけど。

やっぱり、明日、娘のブログ、読ませてもらお~っと(笑)
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