少しばかりの正直と、分かりやすい夢を語る者には、騙されてはいけない。
世界的に、そのような者が現れては、政治に不信と諦めを抱いている人民の心を惑わせている。
その者は、変革の為には人民もいくばくかの忍耐や痛みを伴うと率直に言う。
それに真摯な態度を感じるのは、もっともなことだ。
世の中がよくなるならと、人民は受諾するだろう。
なぜなら、大半の人民は、楽して得られるものは少ないと実体験で感じているから。
そして、耐え忍べば、明るい未来が開けるはずだという経験と道徳心を、うまく使った策略にまんまと引っかかってしまう。
いま、この情報過多の時代にあって、なんとも驚きべきことが進行している。
黒船来航後の150年前くらいに締結された日米修好通商条約は、アメリカ本位の不平等条約であった。
それが、いままた、隣国の韓国との間に結ばれてしまった。
しかも、これを足がかりにアメリカは更に強固な経済的植民地を拡大しようと、TPPを押し進めようとしている。
TPPの発足に異論はないが、アメリカが参加国に後から加わりそのシステムを乗っ取ろうとはじめたあたりから、実に気持ちの悪いものに変化してしまった。
自国の経済情勢を持ち直す為に、活路を弱小な国に見出していこうとする。
大国の、恫喝とも思える手法で、不平等な経済協定を締結させるのだ。
正しき大国のあり方に照らし合わせてみれば、あってはならない行為。
自国の利益(それよりは、自国のごく一部のといったほうがあっているだろう)ばかりを追求するのではなく、世界の安定と平和を鑑みながら関与するのが、大国のあるべき姿ではなかろうか。
もっとも、理想論に過ぎないのは、重々承知である。
アメリカは、自国経済が窮地に立たされているゆえの、破滅的行動をとってはいけない。
このまま、世界戦争になるかもしれない身勝手な振る舞いに。
また、日本も、安易にアメリカの言いなりになってはいけないだろう。
羊の皮を被ったヘビは、所を変えて幾度となく現れ出でる。
好きな言葉は、”変革”と”痛み”。
前は、何処にいたのだろう。
いまは、何処にいるのだろう。
見破るのは、難しいが、いつも目と耳と心は開けておかなくてはいけない。
時には、羊の皮でないときもあるかもしれないが。
世界的に、そのような者が現れては、政治に不信と諦めを抱いている人民の心を惑わせている。
その者は、変革の為には人民もいくばくかの忍耐や痛みを伴うと率直に言う。
それに真摯な態度を感じるのは、もっともなことだ。
世の中がよくなるならと、人民は受諾するだろう。
なぜなら、大半の人民は、楽して得られるものは少ないと実体験で感じているから。
そして、耐え忍べば、明るい未来が開けるはずだという経験と道徳心を、うまく使った策略にまんまと引っかかってしまう。
いま、この情報過多の時代にあって、なんとも驚きべきことが進行している。
黒船来航後の150年前くらいに締結された日米修好通商条約は、アメリカ本位の不平等条約であった。
それが、いままた、隣国の韓国との間に結ばれてしまった。
しかも、これを足がかりにアメリカは更に強固な経済的植民地を拡大しようと、TPPを押し進めようとしている。
TPPの発足に異論はないが、アメリカが参加国に後から加わりそのシステムを乗っ取ろうとはじめたあたりから、実に気持ちの悪いものに変化してしまった。
自国の経済情勢を持ち直す為に、活路を弱小な国に見出していこうとする。
大国の、恫喝とも思える手法で、不平等な経済協定を締結させるのだ。
正しき大国のあり方に照らし合わせてみれば、あってはならない行為。
自国の利益(それよりは、自国のごく一部のといったほうがあっているだろう)ばかりを追求するのではなく、世界の安定と平和を鑑みながら関与するのが、大国のあるべき姿ではなかろうか。
もっとも、理想論に過ぎないのは、重々承知である。
アメリカは、自国経済が窮地に立たされているゆえの、破滅的行動をとってはいけない。
このまま、世界戦争になるかもしれない身勝手な振る舞いに。
また、日本も、安易にアメリカの言いなりになってはいけないだろう。
羊の皮を被ったヘビは、所を変えて幾度となく現れ出でる。
好きな言葉は、”変革”と”痛み”。
前は、何処にいたのだろう。
いまは、何処にいるのだろう。
見破るのは、難しいが、いつも目と耳と心は開けておかなくてはいけない。
時には、羊の皮でないときもあるかもしれないが。