The Police - Walking On The Moon
今夜の満月は、今年最初の満月でしかも地心距離40・65万kmと離れて一番小さく見えるのだ。
それに夜空に雲ひとつ浮かんでいなく、木星とオリオン座がお相伴している。
寒気が居座っていて相変わらず厳しい寒さ、ベランダから月を眺めるだけにしようか、それともたくさん着込んで月明かりの照らす外を歩いてみようか、左足3本がしもやけの私には悩ましい。
この前のふたご座流星群のときに、真夜中の外を歩いていた。
流星群を観察するにはあいにくの月明かりの夜だったが、白く冷たい月の光が照らし出す風景は、別世界のようだった。
あの幻想的ともいえる異空間の美しさが忘れられない。
玄関から一歩踏み出し10mも歩けば、また別世界に行けるはず。
マフラーをグルッと巻きつけて外に出よう。
月へ行かなくても、浮遊感を体験できるだろうから。
【追記】
このブログを書き上げてから、10時50分ごろ外へ出てみた。
月はほぼ真上にあり、煌々と輝いていた。
家から離れて畑のほうに歩いていく。
しかし、ふたご座流星群の夜よりも幾分暗いように感じた。
足元の枯れた芝生が沈んで見え、木の影は夜に溶けてしまっている。
月が遠いせいなのだろうか。
寒さを堪えながら15分ほど誰もいない夜の道に佇んで、空や周りの景色を眺めている、静かな静かな夜だった。