rock_et_nothing

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ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」ふたたび

2014-01-19 22:56:18 | 音楽たちークラシック

Sviatoslav Richter plays Rachmaninov Concerto No.2, Op.18

EテレのN響コンサート第1767回定期公演を見ている。
指揮:トゥガン・ソヒエフ、ピアノ:ボリス・ベレゾフスキーによるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」
抑え目の情感豊かな演奏に心打たれた。
甘い曲調なので、大げさに盛り上げすぎると下卑た安物のメロドラマ風になりそうなところを品良くまとめている。
そして、ピアニストのボリス・ベレゾフスキーの演奏も、大らかかつ繊細で余裕のあるものだった。
指揮者もピアニストも、作曲家もロシア人。
ロシアは広大だから同じ地域の出身者とは限らないが、相通じる何かがあるのだろう、しっかりとした芯のようなものが通っていたように思う。

動画は、参考まで。
スヴャトスラフ・リヒテルもロシア人。
彼の演奏は、いうまでもなく素晴しい。