畑でじっと蹲り寒さに耐えていた白菜を食べた。
白菜の外側の葉は、寒風と繰り返される凍結で干からびてなかの葉を守るように幾重にも張り付いている。
その張り付いた葉をぺりぺりとはがしてまともなところを持ってきた。
今日の夕食は、その白菜を使って、豚肉と白菜の中華炒めだ。
彩に少しのニンジンと、長ネギをまるごと1本分、ニンニクと生姜で香り付けして豆板醤で辛味を加えた。
食べてみると、生姜が効いて味がしまっているはずなのに、全体が甘くなっている。
肉は問題ないのだが、とにかく野菜が甘いのだ。
だから、イメージしていた味とずれていて、少々不満な出来だった。
しかし、これは仕方がないこと、寒さに耐えるために野菜が糖度を上げるのはもっともだから。
長ネギ、大根、ほうれん草、なんでもそうだ。
夏に収穫して保存してあるジャガイモも、芽を出しながら冬を耐え、糖度を増している。
とはいえ、その甘さが料理の邪魔をするから困ることも多々。
昼に作った、肉うどんにも豊富な大根を入れたなら、醤油と酒の調味料で十分な味付けになったのだもの、そのあたりを考慮して料理をするべきなのだろう。
こうして、冬野菜の甘みを通して、自然の強かさを感じ取ってしまったのであった。
白菜の外側の葉は、寒風と繰り返される凍結で干からびてなかの葉を守るように幾重にも張り付いている。
その張り付いた葉をぺりぺりとはがしてまともなところを持ってきた。
今日の夕食は、その白菜を使って、豚肉と白菜の中華炒めだ。
彩に少しのニンジンと、長ネギをまるごと1本分、ニンニクと生姜で香り付けして豆板醤で辛味を加えた。
食べてみると、生姜が効いて味がしまっているはずなのに、全体が甘くなっている。
肉は問題ないのだが、とにかく野菜が甘いのだ。
だから、イメージしていた味とずれていて、少々不満な出来だった。
しかし、これは仕方がないこと、寒さに耐えるために野菜が糖度を上げるのはもっともだから。
長ネギ、大根、ほうれん草、なんでもそうだ。
夏に収穫して保存してあるジャガイモも、芽を出しながら冬を耐え、糖度を増している。
とはいえ、その甘さが料理の邪魔をするから困ることも多々。
昼に作った、肉うどんにも豊富な大根を入れたなら、醤油と酒の調味料で十分な味付けになったのだもの、そのあたりを考慮して料理をするべきなのだろう。
こうして、冬野菜の甘みを通して、自然の強かさを感じ取ってしまったのであった。