7月31日(日曜日)東京都知事選が行われました。
今回の都知事選の投票率は、59・73%となり、
2014年2月の前回選の46・14%を13・59ポイント上回りました。
前回の参議院選挙からの選挙権年齢が満18歳以上となった事も多少ありましょうが、
舛添前都知事の公私混同政治(税金を私用に使う事、トップリーダーの税金無駄遣い)に対して、
都民が大きな関心を示しての是正選挙となった事が一番だろうと思います。
税金は、私達の血税ですから、私用にまわしたり無駄遣いをして欲しくないわけです。
結果、
無党派の小池百合子氏・64歳が当選されました。
初の女性都知事となります。
64歳でバリバリと厳しい第一線で活躍をされる女性として、
これからを生きる女性にとってのより良い見本になって下さるのではないでしょうか。

小池百合子氏 2,912,628票
増田寛也氏 1,793,453票
鳥越俊太郎氏 1,346,103票
大差です。
都知事が2代続けて政治と金の問題で、任期途中で辞職致しましたので、
小池百合子新都知事には、透明性の高い政治をして下さる事を願います。

このブログで政治のお話をするつもりはなく、
あくまでも私が感じた空気の流れを書かせて頂きます。
今回の選挙が終わり、何かしら清々しい思いを感じました。
(しつこいようですが、政治や政党のお話ではありません。
この選挙で感じた空気の流れについて書かせて頂いております。)

自民党・公明党という与党支持ありの増田寛也氏・64歳、
民進党・共産党・社民党などの野党支持ありの鳥越俊太郎氏・76歳と比べ、
後押しする政党や組織なしの孤独な闘いでした。
力のある組織 対 個人(一人)の闘いにおいて、
力のある組織ではなく個人が勝ち取ったというところにおいて、
今回の選挙の空気を清々しいと感じたわけでございます。
増田寛也氏がどうのこうのではなく、
都民の一人として感じた事は、
まず、
「非推薦の候補を応援した場合は、親族を含めて処分する」という文書。
“反逆者は一族郎党罰する”との通知。
これでドン引きした都民は多かったのではないかと感じました。
階級武士時代の〇〇藩の掟のような感じがしました。
小泉純一郎元首相・74歳も、
「オレが小池(百合子)さん応援したら、進次郎を除名するの?」
と仰ったとか、、、。
それから、
石原慎太郎元都知事・83歳が、
小池百合子氏を「大年増の厚化粧」と仰いました。
石原慎太郎元都知事は、悪気なく思った事をズバッと仰る方ですので、
裏表のない石原元都知事に対してどうのこうのという思いは全くありません。
石原元都知事も石原ご家族の皆様も石原軍団も好きですので (^◇^) !
おそらく、”厚化粧”というのは、
実際のお化粧の話ではなく、
実現可能か不可能か分からない公約の事を示しているのだと思います。
ただ、そこで、
増田寛也氏はご自分が推進したい都民の為の都政ではなく、
自民党の言いなりに動くだけなのかな?と感じた都民も出てしまったように感じます。
裏目に出てしまった事は確かだと感じました。
それに対しての、小池百合子氏の応戦が見事でした。
正直、すごいなぁと思ったものです。
「大年増の厚化粧」と言われた翌日に、
「今日は薄化粧でやってきました!」と、大変前向きに仰いました。
あっぱれ!!です。

小池百合子氏は、女性初の東京都知事となられました。
自民党の除名覚悟で応援し続け、悔しさで男泣きもした若狭勝衆議院議員・59歳、
除名される事なくいけると良いなぁと思います、武士の時代ではないので。
自民党の安倍晋三首相は、さすがにここにきて除名などされないだろうと思います。
2016年の暑い=熱い戦いは終わりました。
ですが、
結果問わず、立候補されて熱き闘いを繰り広げられた皆様は、
これからも様々な分野にて闘い続けられるパワーをお持ちの方々です。
私達もそのパワーを頂いて、自分の出来る事を頑張っていきたいものですね。
ーby事務長ー





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