リオデジャネイロオリンピックのフェンシング・太田雄貴選手について
書かせて頂きます。
日本フェンシング界をリードして来られたのが太田雄貴選手(30歳)です。
フェンシング男子個人フルーレの初戦は、
昨年の世界選手権で優勝・世界ランク2位の太田雄貴選手と、
現地ブラジルのギレルミ・トルド選手(世界ランク66位)。
ですので、太田雄貴選手の楽勝だと思っておりました。
一時逆転したものの、トルド選手に敗れました。
まさかの初戦敗退です。
「オリンピックには魔物がいる」というのはこの事か、、、と思いました。
おそらく、結果はどうであれ、
リオデジャネイロオリンピックで引退をしようと思っておられたのでしょう。
4度目のオリンピック出場となる、このリオで現役引退を表明されました。
ラストで、ピスト(試合会場)を触って、
感謝の思いを伝えていた太田選手のお姿に、とても感動致しました。
「4回もあの場に立てたのがうれしかった。
感謝の気持ちしかない。五輪にここまで育ててもらった。
取れなかったけど金メダルを目指したからこそ、今日の僕がある。
五輪にめちゃくちゃ感謝している」との思い、
応援してきた私達も感動しますね。
太田選手は、
アテネに初出場、北京個人で銀メダル、ロンドン団体で銀メダルを獲得されました。
昨年2015年、モスクワで行われた世界選手権・男子フルーレでは、
金メダルを獲得されました。
まさに、日本フェンシング界において、おおいに活躍された選手です。
フェンシングというと、フランスの騎士といういう高貴なイメージがあります。
用語も全てフランス語ですし、一度はやってみたい競技と思いますが、
太田選手が広めて下さるまで全国版ではありませんでした。
太田選手のご活躍で、日本でもフェンシング人口が増えました。
ところで、今のフェンシングの「電気審判機」というのはすごいですね。
通電されたベスト(メタルジャケット)を着用、
有線で結ばれた選手の剣。
試合中にセンサー不具合が起きたらどうするのだろう?と素人は考えてしまいます。
フェンシング以外でも、
太田雄貴選手は、
アンバサダーの一人として2020年東京オリンピック招致活動に尽力されました。
現役を引退されましたが、
これからも幅広くご活躍頂きたいと願っております。
ーby事務長ー
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