今年もお盆の時期になりました。
お盆は、
ご先祖様の霊や、亡くなった近親者の霊を、
生前過ごした家にお迎えしてご供養する行事です。
東京などの都市部では7月13日から16日、
それ以外の地域では、8月13日から16日の時期に行います。
今年から「山の日」という祝日が出来ました。
8月11日です。
大手企業などは、8月11日からお盆休みに突入するところもございます。
そのような方々は、実家に帰省したり、長期旅行も可能ですね。
医療現場はそのような訳にはいきませんので、
(いえ、医療現場だけではございません。
サービス業や飲食業もそうです、銀行さんも営業されておられます。)
思うように実家へ帰省したり、長期旅行を入れたりは出来ません。
ひと昔前のように、
親戚一同が近場に住んでいれば、
お盆の時期には家族や親戚で集まって、
皆でご先祖様のご供養をし、
故人の思い出を語り合ったりする場を持てますが、
今は長期休暇を頂ける会社以外は厳しい状況ですね。
現在は、
転勤族も多いですし、
皆が実家近くに就職する訳にも参りません。
そのような訳で、
なかなか近場に住み続ける事が出来ない状況がございます。
そのような場合は、各ご家庭で、それぞれご先祖供養をする事になります。
子供の頃は、
キュウリやナスに割り箸や爪楊枝で四足を付けて、
馬や牛にする飾りを作りました。
キュウリの馬には、とうもろこしのひげをしっぽとして付けました。
キュウリの馬は、
「足の速い馬に乗って、早くあの世から帰って来られるように」と迎え盆に、
ナスの牛は、
「足の遅い牛に乗って、ゆっくりあの世に戻って行けるように、
この世からたくさんの供物を積んで楽に帰れるように」と送り盆に、使われます。
毎年、お盆を迎える前に家もお墓も綺麗に掃除し、
お盆の飾りをして、迎えと送りにお墓に行きました。
ほおずきの入ったお供え花を用意したり、
母と一緒に、
「お迎え団子」「お供え団子やお供えおはぎ」「送り団子」のお団子を作ったり、
毎年の夏の行事のひとつに、お盆が組み込まれていました。
大人になって、忙しい毎日となり、
静かなお盆を迎える事が出来なくなってしまいましたが、
心だけはご先祖様を思って過ごしたいと思います。
皆様も、どうぞお盆のこの時期に、
ご先祖様に思いをはせて感謝を致しましょう。
ーby事務長ー
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