ランニング徒然

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撥水加工

2020-03-13 17:46:12 | トレイルランニング
手持ちの登山・トレラン用のジャケット類の撥水性について、疑問に思ったことがありました。
それは「耐久撥水加工のレベルが下がったんじゃないか?」ということ。
しかし、特に調べるでもなくスルーしていました。

それはトレランを始めてまもなく購入したゴア Windstopperを使ったシェルジャケットが、20回は洗濯しているのに強い撥水性が持続していること。
しかし、同時期に購入し同じようにメンテしているゴアテックス C-Knit Backerを使ったレインジャケットの撥水性を明らかに上回っているのです。

耐水圧はゴアテックスが上回っているはずですから、表地に施された耐久撥水加工の差とはぼんやり思っていましたが、なぜかは深く考えてはいませんでした。

しかし、ネットで撥水加工について、ある変化が2014年から2015年頃にあったと書かれていました。
米環境省が生物に与える影響を考慮しPFOA(パーフルオロオクタン酸)を含む製品を2015年までになくすよう提言し、PFOAを含むC8タイプ(炭素数が8個という意味)というフッ素加工剤(耐久撥水加工)を2014年から2015年を境に全世界的に使わなくなったそうです。

それ以後はPFOAを含まない炭素数が6個のC6タイプか、フッ素を使わない非フッ素系加工剤などの「PFOAフリー」「フッ素フリー」の加工に移行したのだそうです。

耐久性はC8タイプよりC6のほうが劣るようで、メーカーに確認したわけではないですし、同じ製品でも生産時期の違いで撥水加工が違う可能性もあり、私が購入したウィンドシェルはC8、ゴアテックスジャケットはC6かフッ素フリーで加工されていたのではないかと推定しています。

耐久性や撥水力が落ちたら、メンテナンス(漬けおきタイプの撥水剤を使い。乾燥後に低温でアイロン掛けする)することで長く使うことができるので、大事に使っていきたいと思います。

でも、レインジャケットの軽量化の波は留まるところを知らず100ℊ級が増加中。
新しいものの購入を我が家の財務相と予算折衝中で、うまくいけば近く新しいものが加わるかも?


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