大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・希望ヶ丘青春高校有頂天演劇部の鉄火場①とにかく始めてみたぜ!

2016-09-24 06:41:45 | 青春高校
希望ヶ丘青春高校有頂天演劇部の
鉄火場①とにかく始めてみたぜ!
 


 
※ 創刊のご挨拶

 なんだか演劇部のブログが流行ってる。たいてい毒にも薬にもならないものばかりだけど、見てる奴が多いんで、我が有頂天演劇部もおっぱじめることになった。絶滅寸前の高校演劇の中で余裕こいてブログやろうっていうんだから、ラストネームは鉄火場だ!
 予定、見通しまるで無し。その日その時、気息奄々の演劇部のことを書き散らすだけ。
 面白いと思ったら読んでくれ。つまんなくてアクセス減ったら、即廃刊。
 え、言葉遣いが悪い!?
 生まれて持った気性だから仕方がねえ、辛抱しろい。
 なんだ、その割にはタイトルの謙譲語が、間違ってる? ご挨拶じゃなくて、挨拶? ゴチャゴチャ言うんじゃねえ!
 要は、心だ気立てだぜ。
 と、このくらい書いときゃいいだろ。あとは適当にやってくんねえ。  部長 三好清海(みよし はるみ)


役者組
 
 お芝居は 下手こそよけれ 心臓の 動き出しては たまるものかは  

 心臓外科医の弁。心臓が体の中を動きだしたら外科手術など出来たものじゃない。という医者の誤解。
「人の心を動かすこと」をみなさんモットーになさっているようですが、ナマッチョロイ高校演劇を観にこようなどというのは、半分感動してる自分に自己陶酔、あるいは集団陶酔したい人ばかりなので、高校演劇の県大会以上では、もう涙と笑いの感動の渦。

 舞台の役者もほとんど自己陶酔。こんな中に並の神経した人間が混じったら気持ち悪いだけ。遅かれ早かれ衰退していく運命の高校演劇だけど、たった一度でいい。超新星のように、宇宙の原初のようなビッグバンになれたらいい。

                                   役者組組長  猿飛佐子(さるとび さこ)


道具その他組

 うちの演劇部は兼業部員を入れて十人。演劇部としては平均以上だけど、とても役者と、それ以外の専門に分ける余裕なんかないし、そうすべきとも思わない。でも分けて書いた方がかっこいいので、そうしてます。
 基本は役者の二軍です。出番の少ない役をやりながら、スタッフの仕事をこなしています。
 将来、芝居で食べていこうなんてバカなことは考えてません。地場産業の零細企業に就職したらなんでもこなさなければなりません。
 でも誤解しないでくださいね、将来を悲観してるわけじゃないんです。それどころか夢と誇りを持ってます。町工場でも、人工衛星を作った実績があります。そういう地域ってか、地元に誇りを持ってるんです。
 まあ、人生勉強が演劇部だと思います。
 でも、本音は、いっぺんテッペンをとることです!

                               道具その他組組長 霧陰才子(きりがくれ さえこ)

顧問より

 生徒が、なにやら始めました。安月給の教師としては、顧問をしているだけでアゴが出そうなのに……止めろと言ってもやる奴らばかりなので、ほとんど勝手にやらせてます。不穏当なことを書くかもしれませんが、けして教育委員会などに通報なさいませんよう。笑い飛ばして、読み飛ばして、シャレだと思って読んでください。本校をご存じない方は、けして検索などなさいませんように。

                                  有頂天演劇部顧問 真田幸雄(さなだゆきお)
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高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評・42『日本アカデミー賞』

2016-09-24 06:10:20 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評・42
『日本アカデミー賞』


この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ

これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に流している、『日本アカデミー賞』の評ですが、いろいろ示唆に富み、参考になるため転載したものです


 やっぱりあかん…全員優秀賞でいったんステージに上げてインタビューして、席に戻して最優秀をまた呼び出すやり方はウザイ。ええ加減やり方変えたらどないよ…まぁ、岡田祐介なんかが会長じゃのぞんでも無駄ですかねぇ ハァ~

 意外だったのが「外事警察」が全く無視された事、昔からっちゅか、第一回の授賞式の演出も受賞作の顔ぶれも「なんじゃコレェ!」だったし、長らく邦画には全く興味がなかったので、日本アカデミー賞の内幕は殆ど判らんのですが、今年の受賞作を見ていると 演技・演出・編集以外にナンジャカンジャ余計な判断が働くようでんなぁ。
 ノミネートされた作品のちょうど半分位をみてないんであんまりえらそうにはいえませんが、本能的に胡散臭く感じますなぁ。  

 主演女優の樹木希林と助演男優賞の大滝秀次は絶対的な存在感と功労者であるとの観点からまだわかるのだが、主演男優賞が野村萬斎を抑えて阿部寛だってのが理解不能。
 ベストアニメが「エヴァ」「ワンピ」を蹴飛ばして「おおかみこどもの雨と雪」だってのも理解不能。
 新人賞がノミネート(優秀)だけで一等を決めないのにも違和感がある。
 一番頭にきたのが、功労賞が「踊る~」シリーズゥ?アホな……絶句ですわ、誰がみたって、長期に渡る評価にしたって 「エヴァ」か「ワンピ」のチームでしょうが。
 そうそう、新人賞の出演作品に「愛と誠」が入るかい? 冗談キツ過ぎですわ。これ見に行ってないんで断定できませんが、今年の一等賞は新人賞二人ノミネート、監督賞、作品賞、編集賞受賞の「桐島、部活やめるってよ」になるんでしょう。同作が話題賞の作品賞ってのはなんなんやろね?なんぼなんでもこれは蛇足でっしゃろ。同じく話題賞の俳優賞が「闇金 ウシジマくん」の大島優子ってのもどないよ、審査基準どないなっとん? 去年「もしドラ」の前田敦子やったから……位しか考えられませんわい。「のぼうの城」が美術賞だけってのもナンダカナァ~~ 結局 誰の…しかも訳の判らん思惑と「桐島~」の間で割を食ったのが「のぼうの城」ってのが今年の総てなんでしょう。
 ああっと外国映画賞が、アルゴ・ダークナイト・スカイフォール・ドラゴンタトゥーを抑えて「最強のふたり」ってのも解らん? 素敵な作品だからイチャモン付けたかぁ~ねえんですが、選定基準が全く解らん…あえて フランスで日本映画が評価されるんでバーターじゃないんかい?と邪推いたします。
 邦画の質は間違いなく高くなっていると確信しますが、配給会社のセンスや アカデミー賞の在りようはまだまだ三流の下の下であります。私の見立てが間違っているなら ご教示願いたい。いや、マジであります。

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