タキさんの押しつけ映画評・25
『新ヱヴァンゲリヲン劇場版Q』
この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が、身内に回している映画評ですが、おもしろく、もったいないので、本人の了承を得て、転載したものです
まいったなぁ…なんにも書けません…兎に角、見に行って下さい。
既に見た方と全く興味の無い方々に、以下 解放します。〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 さて、「序」では旧シリーズを引きずっていたのですが、「破」では 未知のメンバーも加わり、どうやら全く違うストーリーに成って行く可能性が有りました。
本作「Q」において、物語は完全に別物に成りました。しかも、新しく提示される謎、謎、謎、謎、謎、謎………足掛かりは有るものの、一切答えは示されない。ただ、今度こそ最終回(らしいけど……)の「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」に 「つづく」とでるだけです。今回ほどシンジに同情した事は有馬線。まるでシンジに対する「サド講座」みたいになっています。
観客以上に何も知らされない、理解出来ないままに流転していく。前回 助け出した筈のレイは何処に……シンジの前に姿を現すカオルの正体は?……ここはどこ?今日はいつなんだ! 世界は存在しているのか……まさに、地獄で悪夢を見ているかのような扱い……こんなものを中学生が抱えられる訳がない。いつの公開に成るんだか、最終回第四作に早くたどり着いて楽にしてやりたい。心の底からそう思う。 あるいは、エヴァ劇場版第一作(「序」ではなく、テレビシリーズ直後の奴)に繋がるのかもしれないが……もう、それでも構わない。レイとシンジの魂に平安あれかし…本当にそんな気分なのでしよ。疲れた……「巨神兵、東京に現る」…?
なんのこっちゃと思ったら…なんと「ナウシカ」の大前提、炎の7日間の東京バージョンをミニチュアとCGで作ったショートムービーでありんした。ちょいとゾッとする画面でありましたわい。
『新ヱヴァンゲリヲン劇場版Q』
この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が、身内に回している映画評ですが、おもしろく、もったいないので、本人の了承を得て、転載したものです
まいったなぁ…なんにも書けません…兎に角、見に行って下さい。
既に見た方と全く興味の無い方々に、以下 解放します。〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 さて、「序」では旧シリーズを引きずっていたのですが、「破」では 未知のメンバーも加わり、どうやら全く違うストーリーに成って行く可能性が有りました。
本作「Q」において、物語は完全に別物に成りました。しかも、新しく提示される謎、謎、謎、謎、謎、謎………足掛かりは有るものの、一切答えは示されない。ただ、今度こそ最終回(らしいけど……)の「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」に 「つづく」とでるだけです。今回ほどシンジに同情した事は有馬線。まるでシンジに対する「サド講座」みたいになっています。
観客以上に何も知らされない、理解出来ないままに流転していく。前回 助け出した筈のレイは何処に……シンジの前に姿を現すカオルの正体は?……ここはどこ?今日はいつなんだ! 世界は存在しているのか……まさに、地獄で悪夢を見ているかのような扱い……こんなものを中学生が抱えられる訳がない。いつの公開に成るんだか、最終回第四作に早くたどり着いて楽にしてやりたい。心の底からそう思う。 あるいは、エヴァ劇場版第一作(「序」ではなく、テレビシリーズ直後の奴)に繋がるのかもしれないが……もう、それでも構わない。レイとシンジの魂に平安あれかし…本当にそんな気分なのでしよ。疲れた……「巨神兵、東京に現る」…?
なんのこっちゃと思ったら…なんと「ナウシカ」の大前提、炎の7日間の東京バージョンをミニチュアとCGで作ったショートムービーでありんした。ちょいとゾッとする画面でありましたわい。