今年も残り1か月となりました。まだひと月と思っているとアッ
という間に過ぎてしまいそう…。
今日は、昨日訪ねた神奈川県・三浦半島の里道歩きの模様
です。
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2008年11月30日(日)
やまさん、敬子さんのアートウオークセラピーは、三浦半島の
小さな集落を訪ねて、ひっそりした谷間などで絵を描いたり、コー
ラスをしたりする、歩きプラスの楽しみがあります。
今年もすでに3月、5月、10月に実施しましたが、私は都合が
悪く参加できませんでした。
今年最後の今日、やっと参加することにして、集合時刻の10時
前、京浜急行新逗子駅に行きました。
集まったのは10人。衣笠行きバスに乗り、葉山町上山口の上
山口小バス停に10時半ころ下りました。
バスの走る県道27号の北を流れる、下山川の橋を渡り、寺前
集落の東端付近に入ります。
民家の前の畑のあぜみちをたどって、西光寺へ行きました。
コンクリート造りの近代的な本堂。境内の大イチョウの葉が、
よい彩りを見せていました。
背後の墓地に上がると、南側の集落や色づいた木々の彩りな
どが眺められます。
墓地の上から、広葉樹林の中にあった金網の階段を上がって、
高圧送電線の鉄塔の下に出ました。
樹林の切れ間から西に、相模湾や箱根の山が望まれます。
その右手には富士山も見えました。かなりの傾斜を上がって汗
をかいた皆さんも、ひと息つき、思いがけずの展望に喜びました。
墓地のそばまで戻り、右手にもあった金網の急階段を谷間まで
下って、小さな流れのところに出ました。
その流れの先には、ボランティアの人たちが休耕田を利用して
ホタルの養殖をする湿地や、古代米を栽培した田んぼなどがあり
ました。
近くの休耕田付近は、ちょっとした芝生広場になっていたの
で、ここで昼食としました。そばには民家も無く、暖かい日だ
まりの谷間に設けられた絶好の休息場所です。
昼食後、記念撮影をして、緑に囲まれた野外ステージで、敬子
さんのオカリナや、初参加のSさんのハーモニカ演奏に合わせて、
「里の秋」、「浜千鳥」、「ミカンの花咲く丘」などを、みんなで合唱
しました。
寺前集落に戻ると、上山口小近くの民家には柿がいっぱい。
そばの民家のモミジも見ごろです。
下山川沿いの旧道を西に向かいます。川がV字状にカーブする
あたりに、「寺前庚申塔」とよぶ庚申塔が並んでいました。
隣の栗坪集落で、下山川の支流、栗坪川沿いの民家の間を
上流に向かいます。途中、葉山牛を生産する石井牧場があり、
牛舎に近づいたら、10数頭の丸々としてた牛が、一斉に近づ
いてきてちょっとピックリ。モー君は、えさをもらえると思ったよ
うです。
民家の無くなったあたりまで行って戻り、川の右岸に回って、
新沢集落の山すそにあった大昌寺に上がり、小休止しました。
境内には太いモミジが色づき、本堂のそばにはサルスベリの
古木があります。石段下の大イチョウが、黄葉を秋の日に輝か
せていました。
さらに西に進み、三浦半島中央道路の新沢トンネル出口上を
通過し、英国の田園を思わせるちょっとした段丘を越え、唐木作
集落に入ります。
小さな社の三島神社を経て県道27号に下り、少し先の新善光
寺に行きました。
四脚門をくぐり、急な石段の上にある本堂は、禅寺様式の手法
で建立され、室町期のものと考えられているとか。
この本堂と四脚門は、神奈川県の重要文化財です。
庫裡(くり)や鐘楼もなかなかりっぱ。庭もよく整えられ、落ち着
いたたたずまいを見せていました。石段下には、背の高いイチョ
ウがあり、黄金色の葉を落としはじめていました。
本堂前にあったベンチでひと休みして、寺を去りました。
寺の前の滝の坂バス停に15時10分に着き、7分後の逗子駅
行きバスで、帰途につきました。
この日歩いたのは、東西2㎞、南北数百m程度の、大字(おお
あざ)ひとつだけという、わずかなエリアでしたが、5時間近い山
里の散歩を楽しみました。
(天気 快晴後晴、参加 10人、距離 5㎞、地図(1/2.5万)
鎌倉、歩行地 神奈川県葉山町)
という間に過ぎてしまいそう…。
今日は、昨日訪ねた神奈川県・三浦半島の里道歩きの模様
です。
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2008年11月30日(日)
やまさん、敬子さんのアートウオークセラピーは、三浦半島の
小さな集落を訪ねて、ひっそりした谷間などで絵を描いたり、コー
ラスをしたりする、歩きプラスの楽しみがあります。
今年もすでに3月、5月、10月に実施しましたが、私は都合が
悪く参加できませんでした。
今年最後の今日、やっと参加することにして、集合時刻の10時
前、京浜急行新逗子駅に行きました。
集まったのは10人。衣笠行きバスに乗り、葉山町上山口の上
山口小バス停に10時半ころ下りました。
バスの走る県道27号の北を流れる、下山川の橋を渡り、寺前
集落の東端付近に入ります。
民家の前の畑のあぜみちをたどって、西光寺へ行きました。
コンクリート造りの近代的な本堂。境内の大イチョウの葉が、
よい彩りを見せていました。
背後の墓地に上がると、南側の集落や色づいた木々の彩りな
どが眺められます。
墓地の上から、広葉樹林の中にあった金網の階段を上がって、
高圧送電線の鉄塔の下に出ました。
樹林の切れ間から西に、相模湾や箱根の山が望まれます。
その右手には富士山も見えました。かなりの傾斜を上がって汗
をかいた皆さんも、ひと息つき、思いがけずの展望に喜びました。
墓地のそばまで戻り、右手にもあった金網の急階段を谷間まで
下って、小さな流れのところに出ました。
その流れの先には、ボランティアの人たちが休耕田を利用して
ホタルの養殖をする湿地や、古代米を栽培した田んぼなどがあり
ました。
近くの休耕田付近は、ちょっとした芝生広場になっていたの
で、ここで昼食としました。そばには民家も無く、暖かい日だ
まりの谷間に設けられた絶好の休息場所です。
昼食後、記念撮影をして、緑に囲まれた野外ステージで、敬子
さんのオカリナや、初参加のSさんのハーモニカ演奏に合わせて、
「里の秋」、「浜千鳥」、「ミカンの花咲く丘」などを、みんなで合唱
しました。
寺前集落に戻ると、上山口小近くの民家には柿がいっぱい。
そばの民家のモミジも見ごろです。
下山川沿いの旧道を西に向かいます。川がV字状にカーブする
あたりに、「寺前庚申塔」とよぶ庚申塔が並んでいました。
隣の栗坪集落で、下山川の支流、栗坪川沿いの民家の間を
上流に向かいます。途中、葉山牛を生産する石井牧場があり、
牛舎に近づいたら、10数頭の丸々としてた牛が、一斉に近づ
いてきてちょっとピックリ。モー君は、えさをもらえると思ったよ
うです。
民家の無くなったあたりまで行って戻り、川の右岸に回って、
新沢集落の山すそにあった大昌寺に上がり、小休止しました。
境内には太いモミジが色づき、本堂のそばにはサルスベリの
古木があります。石段下の大イチョウが、黄葉を秋の日に輝か
せていました。
さらに西に進み、三浦半島中央道路の新沢トンネル出口上を
通過し、英国の田園を思わせるちょっとした段丘を越え、唐木作
集落に入ります。
小さな社の三島神社を経て県道27号に下り、少し先の新善光
寺に行きました。
四脚門をくぐり、急な石段の上にある本堂は、禅寺様式の手法
で建立され、室町期のものと考えられているとか。
この本堂と四脚門は、神奈川県の重要文化財です。
庫裡(くり)や鐘楼もなかなかりっぱ。庭もよく整えられ、落ち着
いたたたずまいを見せていました。石段下には、背の高いイチョ
ウがあり、黄金色の葉を落としはじめていました。
本堂前にあったベンチでひと休みして、寺を去りました。
寺の前の滝の坂バス停に15時10分に着き、7分後の逗子駅
行きバスで、帰途につきました。
この日歩いたのは、東西2㎞、南北数百m程度の、大字(おお
あざ)ひとつだけという、わずかなエリアでしたが、5時間近い山
里の散歩を楽しみました。
(天気 快晴後晴、参加 10人、距離 5㎞、地図(1/2.5万)
鎌倉、歩行地 神奈川県葉山町)