あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カタツムリ歩行 新秋津(東京・東村山/埼玉・所沢)

2008-12-22 18:21:55 | カタツムリ歩行
 冬至とは思えぬ昨日の暖かさでしたが、明日からはまた真冬並み
の寒さになるとか。風邪を引かずに新春を迎えたいものです。

 その昨日歩いた、カタツムリ歩行の模様です。

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 2008年12月21日(日)



 JR武蔵野線の沿線を中心に、18年にわたって順次歩き続けて
いる「カタツムリ歩行」、今年最後の第180回例会に参加した。

 今回の集合地は、JR武蔵野線 新秋津駅。10時過ぎにスタート
する。

 まず、駅の近くにある秋津神社へ。「秋津のお不動」として古くか
ら知られ、創建は元禄12年(1699)以前といわれているという。


 境内には、すっかり葉を落とした大ケヤキが立っていた。


 西武池袋線の踏切を越えて北に向かう。柳瀬川の橋を渡ってすぐ
先の三差路に、お堂に入った上安松地蔵尊があった。

 堂内には、線香やロウソクが用意され、地元の人たちの信仰の厚い
ことがうかがえる。

 柳瀬川付近が都県境。秋津神社は東京都東村山市だが、こちらは
埼玉県所沢市になる。 

 さらに進み、住宅地の背後に見えた斜面林に上がる。

 クヌギが主体の雑木林だが、下草刈りがしてあってよく手入れされて
いた。

 林の北側に出て、上安松の住宅地を西武池袋線の線路際まで進む。
クリスマスの飾りがいっぱいの住宅があり、1階の屋根には、もうすぐ
プレゼントを持って訪ねてくれそうなサンタクロースが待っていた。


 線路に沿って南に下ると、住宅地の中にポツンと、昔ながらの雰囲気
を残す屋敷林と畑が見える。


 西武線のガードをくぐって線路沿いに進むと、こちらにも芝生地の
向こうに雑木林が残っていた。


 雑木林を北に抜け、林に沿って進む。思いがけず、落ち葉がいっぱ
いの気持ちよい散策路だった。


 茶畑の北側にも、クヌギやナラなどの雑木林が続いている。


 北秋津の住宅地に入る角の墓地に、小さいお堂があった。お堂の名
が額になっているのだが、なんと読むのだろうか。山へんにπのような
字だが、パソコンの漢字には入っていないので表示できない。

 別グループで歩いた人も気づいて、地元の人に3人ほど聞いたが、
分からなかったらしい。誰かこの読み方をご存じでしたら教えて…

 南に下って柳瀬川のとんぼ橋を渡る。自動車は通れぬ人と自転車
だけ通行可能の橋である。

 川が都県境なので再び東村山市に入り、秋津町四丁目になる。

 川の南側、地形図上は大きな空白地ですが、新しい住宅ができつ
つあった。近くの奥様の話では、「ここは西武鉄道のグランド跡で、
以前は社内運動会や野球大会などで賑わっていた」とのこと。

 南西側の研修センターのみ残っているが、もとの敷地の3/5くら
いは売却したらしく、最近、強豪ホッケーチームも手放すことが報道
されており、同社の経営環境の厳しさが実感できた。

 ゴールは間近だが、少し時間があるので西側の地蔵堂に回る。し
かし墓地の中にあり入口は鍵がかかっていて入れなかったので入れ
なかった。

 近くの住宅の庭には、春先に咲くミモザの花芽が、もうかなりふく
らんでいる。


 ゴールの氷川神社に11時55分に着いた。ほとんどのグループ
は先着して、すでに昼食中。

 この神社は、「弘仁9年(819)ころ、秋津村竜泉寺にあり村の鎮
守として崇敬された」と記されていたが、そんなに古い歴史があるの
だろうか?。

 現在の社殿は、昭和59年(1984)9月再建の鉄筋コンクリート造
りで、屋根は銅板葺きとのこと。

 昼食後に記念撮影。今年最後の例会とあり28名の参加者だった。


 その後、事務局のDさんから年間参加回数の多い順に完歩賞をいた
だき、その順に小物のプレゼントももらう。

 今日歩いた地域の感想や、年間の思い出などを出し合い、13時に
散会した。

 
 私は、東側にある新秋津駅や西武池袋線の秋津駅には向かわず
西に進路をとり、自宅までの4㎞余りを歩いて帰った。

 (天気 快晴、距離 4㎞、地図(1/2.5万 所沢)、歩行地 東京都
 東村山市、埼玉県所沢市)
コメント
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