あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

さよなら交通博物館「サニー1000」

2006-05-08 01:12:29 | (旧車)

昭和41年
日産自動車は大衆車サニー1000を、トヨタはカローラ1100を発売した。
両車は今となっては地味な存在だが日本自動車史の記念すべき車だ。
その一方の初代サニー1000が交通博物館に展示されている。




それもただの展示ではなくて車の構造がよく分かるカットモデルだ。



このサニー1000(B10)を初めて見たのがいつの頃だったのかはっきりとした記憶がない。
交通博物館を初めて訪れたのは小学校の社会科見学だったと思うが
このサニーを見たという記憶は無かった。
それでも中学か高校の頃に同館を訪れ写真を撮っていた。

正確な撮影日は不明


サニー本体に変化は無いがよく見ると床や背景、柵、説明板等に変化が見られる。

実車のカットモデルというと私は中学1年生の時に神奈川県青少年センターで見たフェアレディSP310の事が忘れられない。
授業で青少年センターを訪れた時にその存在を知ったのだが、半分に切られたフェアレディに釘付けだった。
こんな所にこんな名車があるなんて・・・。いつか写真を撮りに行こう!と思っていたが数年後に訪れた時はフェアレディ300ZX(Z31)に代わっていた。
無くなってしまった事は悲しかったがその後、別の場所で保管されている事が分かり安心したものだ。

今、どれほどの旧車のカットモデルが存在しているのだろう?

中をよく見るとチョークレバー、メーター脇のタンブラー型のスイッチ、窓のレギュレーターハンドル、ドアレバー、ルームランプが欠損している。
なんでこんな事をするんだろう・・・・(号泣)

気を取り治してタイヤを見る。当然というか、なんとバイアスタイヤ!

私はバイアスタイヤが大好きなんよ~♪コルトも数年前までバイアスタイヤを履いていたのだが、さすがに在庫が無くて泣く泣くラジアル化している。
安定性は良いがハンドルが重たくなってしまった。
バイアス欲しいな~。そういえばトランク下に眠っているスペアタイヤは「ホワイトリボン」付きのバイアスタイヤだ。今度、点検しなくてはな~。(腐っているかもしれん)

サイズは5.50の12インチでメーカーは「TOYO」タイヤ。

トーヨータイヤといえば・・・・

「アメリカのハイウェイを突っ走る日本の自信!!」

素晴しい!60年代ですな~♪『ハイウェイ』ですって『突っ走る』んですって♪
ちなみにこれは切符の裏の広告なのですが表はもっと60年代しています。

         表↓




この「絵」の中で残っているのはホテルエンパイアの建物だけ。
ドリーム交通モノレールも、ドリームランドもみんな消えてしまったな・・・

(『感傷に浸っていないで早くエンパイア再びの続きを書けよ!』という声が聞こえてきそうだが、他に書きたい事がたくさんあり過ぎて書けないんよ。)


エンジンルーム内のプレートを見ると車体番号は「B10-000207」と刻印されているので、かなり初期の固体とみえる。

交通博物館が埼玉に移転されると「鉄道博物館」となるので、ここにある船舶模型、自動車、航空機エンジン等は通常展示されないそうだ。
それでもいつか「特別展示」で出会う事があるだろう



それまでさようなら

  再び逢うその時に、私はまだコルトに乗っているのかな・・・




コメント (14)
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