あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

大分旅行 13 ゼロ戦と戦艦大和

2007-01-23 18:34:56 | 
秋田書店の子供向け文庫みたいなタイトルになってしまいました。
(思えば従兄弟の家にあったその本で私の趣味が決まってしまったんだな)

広島駅のホームで0形新幹線を見送った後は猛ダッシュで呉線の乗り場へと走りました。これを逃すと予定が狂うので必死。
列車に乗るとすぐに扉が閉まり危ない所でした。

車窓から瀬戸内海が見えたので「この空と海に日本海軍の飛行機や船が」と妄想。

呉駅に着きショッピングセンターを抜け右を見ると



いきなり本物の潜水艦がデ~ンと・・・
そういえばテレビニュースで陸揚げの様子が流れていたがこんな場所だったとは・・・
2007年4月オープンの「海上自衛隊呉資料館」だそうな。
しばし唖然・・・。
潜水艦って大きいんですね。

広島での目的地は「大和ミュージアム

遠いから行きたいけど訪れる機会はないな、と諦めていましたが行けるなんて









展示されている大和の模型は実に細かく出来ていた。

それもよいのだが資料コーナーにあった伊藤長官の制服や
大和から引き上げられた遺品の数々に胸を絞めつけられる思いだった。

特に「靴」

靴は亡くなられた乗組員が直に履いていたもの

いろんな思いが交錯し泣きそうになってしまった。

映像や資料がとても多くもって見ていたいのだがここでの滞在時間は2時間しかない。

次の目当て「ゼロ戦」へと向かう。
(「ゼロ戦」「零戦」と呼び名はあるが私は「れいしきせん」と読んでいます)


零戦62型
琵琶湖に不時着水した機体を引き上げて京都の嵐山美術館に四式戦(キ84)と共に展示されていました。
その時の展示中、座席内の計器をかなり盗まれたと聞く(怒)
閉館後、キ84は知覧へ。零戦はゼロパーク?という所に移ったそうな。
そして現在はこの大和ミュージアムに展示されています。
この度の展示で奇麗に修復された事が嬉しい。
(それにしても最近まで「63型」と言われていましたが62型だったんですね。これにも諸説あるみたいなので省略)


この斜め後ろからの眺めが好き
あぁ、これに白浜芳次郎さんや坂井三郎さんが乗っていたのか
とか
これに乗って亡くなった方、この戦闘機を見送った整備員の気持ち等を想う



時間が足りない・・・ここなら一日中いられます
表にも出てみたい

判りづらいが実物大の大和の大きさが記されている桟橋
見たいな~!!

お土産コーナーに4式射爆照準器のレプリカが売っていた。
実に欲しいが値段がデジタル一眼が買える位だったので断念

他にも海軍カレーやコーヒー、ラムネ、缶詰等があり食指が動いたが
まだ旅の途中なので荷物を増やす訳にはいかない。
旧軍関係が好きな方に何か買って行きたかったが迷ってしまう。

仕方ないので「自分の土産」のみ選んだのがこれ↓



98式射撃照準器の1/3モデル。
これなら値段も手頃なので記念になる(通販でも買えるが《笑》)。

「海上自衛隊呉資料館」がオープンしたらまた訪れたい。
コメント (9)
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