あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

京浜急行1000形

2010-07-08 23:38:22 | Weblog
もっとも身近な鉄道というと私の場合は京浜急行だ。
子供の頃は
「地味な電車」
というイメージがあった。
国鉄のようにもっとカッコイイ電車がなぜ無いのだろうと
思っていた。

京急の主力1000形はそんな好きでもない「ただの電車」だった。

マジメすぎるというのか華が無いというのか。

親に連れられて横浜へ出掛けたり
東京の父の会社へ遊びに行く時に乗ったり
就職して今に至るまでこの地味な電車には何度も乗った。

その1000形も数を減らし乗る機会は減って行った。
昨年、明け番で品川から帰宅する際に快速特急を待っていたら
普段とは違い懐かしの1000形がやってきて驚いた。

驚く位に数は減っていたのだ。

改めて車内を見ると水色の壁や扇風機といった
後年の車輌には無い内装に懐かしさを覚えた。

もうこれで最後だろうな

そういえば父も毎日、上大岡から品川までこの電車に乗って
会社へ行き私達を育てたんだな

鉄道マニアではない私は写真を撮ったりした事がなかったのが
少し悔やまれた。

思ったとおりその後は1000形に乗る機会は無かった

各駅停車の普通で見かける事はあったが普通に乗る用は無かったからだ

その1000形が引退するのでサヨナラ運転をすると車内中吊り広告で知り
6月27日に行ってきました。

久しぶりに入る車内に懐かしさを感じてしまった。



扇風機が廻る電車というのも今では見かけなくなった。

(帰りに800型に乗ったら扇風機がまだ付いていてなんか嬉しかった)

当日はものスゴイ人の数でした。
写真を撮るのは即諦めたので列車のすれ違いの際に
こんな写真しか撮れませんでした。


私の中の「昭和」がまた一つ消えてなくなりました。

コメント (5)
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