あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

熱海 ホテル大野屋

2010-12-20 18:15:08 | 熱海
熱海に先着し遊覧船に乗っているというてっちんさんを拾うべく
港へ自動車を走らせた。

歩道を歩いているてっちんさんを見つけ合流。
車内でどこに行くか話していると右から視線を感じるので見てみると
タクシーの運転手さん達からガン見されていた。
『何年式?』とお約束の質問。

とりあえず熱海市街を走っていましょうか、と車を出すと
大野屋が目に入った。

熱海の大野屋本店が再生法 「ローマ風呂」で有名(共同通信) - goo ニュース

2010年11月19日(金)21:02
 「ローマ風呂」で全国的に知られる静岡県熱海市の大型温泉旅館「ホテル大野屋」を経営する大野屋本店(同市)が19日、民事再生法の適用を静岡地裁沼津支部に申請し、保全命令を受けたと発表した。申請代理人の弁護士によると、負債総額は約18億円。営業は続けるという。弁護士や信用調査会社の帝国データバンク沼津支店によると、ピーク時は年間約16億円の売上高が、最近は8億~9億円と低迷、債務超過に陥っていた。


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繁盛しているように見えても
やっぱり大変だったんだね。
熱海の中でこれほど大きな規模を持つホテルで現在も残っているのって
あとはどこがあるのか。
後楽園くらいか(伊東園グループを除く)


大野屋の喫茶店に入ってお茶を飲もうと乗り付ける事にしました。



前から泊まってみたいと思ったホテルの一つです。
ホテルの入り口で喫茶だけでも良いか聞いて車を置かせてもらう。

昔の大型旅館特有の匂いが好き。




ロビー内の喫茶ラウンジではコーヒー¥500。
泊まらなくてもここでくつろぐのも楽しい。
熱海の喫茶店も楽しいがいろんなホテルの喫茶店で
お茶をするのもいいな。

ソファの座り心地も素晴らしい。

(てっちんさん撮影)
題して『ラブプラスで泊まりに来た人』
しかし彩雲はゲームウォッチとか持っていませんので・・・


ホテルのスタッフの皆さんも感じが良い。

メインの本館はそれほど古くもなく
昭和55年に今の姿になっている。



ローマ風呂で有名な和田浜南のホテル大野屋(大野市郎社長)の本館新築工事が約三十数億円で完成。
二十日十一時半から内外の約千名を招いて祝賀パーテー
二十二日から一般オープンするが今月いつぱいは早くも全国各地から予約が殺到し
満員大繁昌である。

客室百九十六、収容千二百名で文字通り熱海一の大ホテルとなる。
西側の木造「高砂」も美しく改装中で二ヵ月後に使用開始する。

全客室から海が見えるほか六百名の大宴会場、大小の宴会場十九、会議室十九で
展示会発表会等にも巾広く利用できる。
楽しいディスコ風ナイトクラブ、結婚式場などあらゆるレジャー施設を完備しており、
熱海名所がまたひとつ生まれた。
【写真は大野市郎社長と完成した大野屋】

昭和55年2月19日の熱海新聞より

コーヒーを運んできてくれた店員さんに
伺うと一番古いのは東館だそうだ。

昭和41年の熱海新聞より (右の近代建築が東館ね)

前を通る度にいつぐらいの建物かと思っていたが申し分の無い
年代です(笑)

もしも泊まるなら当然『東館』を指定したい。
ロビーにはこんな模型もありました。


さて、駅に着く仲間を迎えに行く時間となり席を起ったが
マッチが目に入る。



「高砂館完成」


そんな最近の事でもないと思うが
そこが素晴らしい!



名物ローマ風呂は
「新装」
を謳う。


大野屋を訪れたら是非とも入手してください。
コメント (6)
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