あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

三魂の塔 

2015-03-21 23:42:53 | 

四国旅行のつづきです

10月15日

11:00須崎駅よりレンタカーで高知県高岡郡津野町を目指す。

12:40 目的地へ到着

県道48号線途中にあり見落としてしまいそうな所にその慰霊碑がありました。

その慰霊碑の名は「三魂の塔」

ついにここに来た・・・

この場所を知ったのは小学生の頃に読んだ海軍343航空隊の奮戦記でした。

太平洋戦争末期の昭和20年3月19日

日本海軍が新鋭戦闘機「紫電改」を用いて圧倒的な米軍に一矢報いた戦いがあり

その戦果の影には「彩雲」という偵察機の活躍があった事を知りました。

敵機の動向、位置を知らせるもエンジン不調により敵機に囲まれ散華された。

http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/kusyu2-takada.htm

偵察第四飛行隊の彩雲4号機の活躍は私の心に深く刻まれたのでした。

そして彩雲4号機の墜落地点には慰霊碑が建てられている事もその時に知りました。

行ってみたいが遠い四国の地。

でもいつかは・・・

今回の旅の目的のもう一つが彩雲4号機の慰霊碑を訪れること。

昔聞いた話しだとかなり山奥にあり困難だという事でしたが

今の時代にはレンタカーにもカーナビがあり助けられました。

カーナビが無ければたどり着けなかったと思います。

狭い県道48号線を走りついに念願の地に到着しました。

この上空で三名の搭乗員が散華された事実を思い空を見上げました。

思えば戦跡を慰霊する為に足を運ぶのは初めてかと思います。

 買ってきたお花を供えて暫し合掌

田中三也さんの「彩雲のかなたへ」

この本もお薦めです。今の平和はただではなく多くの犠牲の上に成り立っている事を痛感します。

 

 彩雲の脚が慰霊碑の傍らにあります

 ああ、この脚が松山基地の滑走路を蹴って飛び立ちあの空戦に倒れたのか・・・

 場所は時折車が通る寂しい所でした

少年の頃に知り感銘を受けた地に立てた事に感無量でした。

参考までにカーナビでの地点です。

私が偵察機『彩雲』を好きなのはそのスタイル、名前、そしてこの地で散華された彩雲4号機の活躍からなのです。

いつかお参りをしたいと願っておりやっとその願いが叶いました

 

コメント (4)
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