子供の頃、熱海の付近で崖にそびえる
「もう営業していない古い円型の旅館」を見て幼心に強烈な印象を植え付けられました。
威圧感?もあり「怖い」と思ってしまうのは私だけでは無いようです。
十年程前にそれが『西熱海ホテル』というホテルで営業中だという事を知った(ものすごく失礼)。
そのホテルに泊まる事になるとは思ってもいなかった。
さて熱海に着いた一行が目指したのはホテルではなく
「西熱海ホテルとコルト1100が写真に納まる場所」でした。
しかしなかなか条件に合う場所が見当たらず、やっと探した場所は
ご覧のように松の木が邪魔です。
ものすごく強引なツーショットです
お二人とも好きね~(笑)
しかし、こうして置くと放置車両みたい
(ああ、のこぎりがあれば…なんて思ったりなんかしませんでしたよ)
さて、今回の旅行で最大の目的はここ↓
最上階にある展望台。
例えればホテルエンパイアの最上階、横浜駅旧スカイビルのような60年代チックな
たたずまい。
去年、熱海高原ロープウェイ探索に行った際に見つけました。
望遠で見ても人がいないし、閉鎖している臭いがムンムンです。
しかし、その前に熱海で確認しておかねばならない物件があります。
そう、あれです!
ご存知「玄岳ドライブイン」♪
昭和42年の生まれ同士のツーショットがステキ!(自画自賛…)
2月に立ち寄ったら『3月には(ドライブインとして)営業したい』と工事の方がおっしゃっていたので、その真偽を確かめるべく足を延ばしました。
が、予想どおり?に閉鎖中…。
それにしても子供の頃は外観の塗装もキレイだったのに…。
まぁ、現状が確認出来ただけでもいいや。
西熱海ホテルに行こう!
撤収!
ほどなく西熱海ホテルに到着!
もう玄関周辺の佇まいから興奮し写真を撮ります!
写真ではよく判りませんがレンガや「西熱海ホテル」の字体が素晴らしい!
ここだけ時間が止まっているようだぁ~
さっそく館内に侵入、いやチェックインします。
玄関をくぐれば、そこは熱海の大ホテル!
早くも60年代の匂いがかぐわしい!もう死にそうです~
平静を装いながらチェックインを済ませるとシリンダーキーを渡されました。
「714号室」…瞬時にフロント奥のキーボックスを見るとなんと7階は客室階の
最上階じゃないですか!ワンダホ~
『お部屋までご案内致します』とベルボーイさんがご案内!
うわぁ、すげぇ!私の重たいカバンまで持ってくれるよぉ!
なんか偉い人になったみたい! エッヘン♪
あ、私自身が元ベルボーイだったのを忘れていた
立場が逆になると妙に恐縮してしまいます
(話しは逸れますが前に某旅館で案内してくれたボーイさんにチップを渡す時に
いつもの癖で客である私が「ごゆっくりどうぞ」と言ってしまった事がありますエラくこっぱずかしかった)
さて、案内されてエレベーターに向かいます。
「チーン」と昔のエレベーターにありがちな音がしてドアが開くと足元に…
古い日立のマークが!
そしてボタンは…
一同、「あった、あったよこんなボタン!」と大ハシャギ!
さらに上を見ると…
階床表示もステキ過ぎる!
ボーイさんから宿泊塔より食堂塔の方が古いですよ、と教えられる。
7階に着き再度「チーン」と鳴って「7階ハヤミズ家具売り場でございます」
と案内されるはずはないが(ゴメンなさい、関東在住で30歳を超えていないと判らないネタでした)開けた世界もまた我等の期待を裏切りません。
「ステーション(リネン室や清掃スタッフがいる所)」のカウンターもイイ!
しかも中を見ると…
↑カプセルに伝票を入れて指定のフロアに届ける装置
・・・・名前何でしたっけ?
子供の頃に図鑑で見た事がありますが現物を見たのは二回しかないです。
客室に到着
客室内はキレイにリニューアルされておりました。
これもまた素晴らしい!畳の匂いも新しい!
それに広い!
一同感動しながらベランダに出ると
「非常口」の書体とかも古くて泣かせますしベランダの柵がいい味を出しています。
更に!!ご覧ください!
(この写真は『安全体操』さんが撮影)
JR来宮駅がマル見えで「新幹線」「伊東線」「東海道線」「留置線」が眼下に!
すごい!交通博物館のパノラマ模型みたい♪
誰かがポツリと言いました
「Nゲージが好きな人の気持ちが分かる気がする」
全く同感でした。
普通の人は「海が見える部屋」を希望されますが我々は今後『電車が見える部屋』をリクエストします。西熱海ホテルもこれを売り物にすれば、とか考えてしまいました。
さて、西熱海ホテルで感心したのがこれ
こういうのは嬉しいですね~♪本当に普通のお値段でした。
三島からやってくる、さまひさんが来てから展望台へ行くとして
展望大浴場に向かうのでありました
お風呂もリニューアルされとてもキレイで文句無しです。
訪れる人も無く閉鎖されているであろう展望台に隠された西熱海ホテルの秘密とは何か?行く手を阻む係員と激闘の末に男達の見たものは?
次回、大都会PART4『高層の狙撃者』ご期待下さい!(なんのこっちゃ)
「もう営業していない古い円型の旅館」を見て幼心に強烈な印象を植え付けられました。
威圧感?もあり「怖い」と思ってしまうのは私だけでは無いようです。
十年程前にそれが『西熱海ホテル』というホテルで営業中だという事を知った(ものすごく失礼)。
そのホテルに泊まる事になるとは思ってもいなかった。
さて熱海に着いた一行が目指したのはホテルではなく
「西熱海ホテルとコルト1100が写真に納まる場所」でした。
しかしなかなか条件に合う場所が見当たらず、やっと探した場所は
ご覧のように松の木が邪魔です。
ものすごく強引なツーショットです
お二人とも好きね~(笑)
しかし、こうして置くと放置車両みたい
(ああ、のこぎりがあれば…なんて思ったりなんかしませんでしたよ)
さて、今回の旅行で最大の目的はここ↓
最上階にある展望台。
例えればホテルエンパイアの最上階、横浜駅旧スカイビルのような60年代チックな
たたずまい。
去年、熱海高原ロープウェイ探索に行った際に見つけました。
望遠で見ても人がいないし、閉鎖している臭いがムンムンです。
しかし、その前に熱海で確認しておかねばならない物件があります。
そう、あれです!
ご存知「玄岳ドライブイン」♪
昭和42年の生まれ同士のツーショットがステキ!(自画自賛…)
2月に立ち寄ったら『3月には(ドライブインとして)営業したい』と工事の方がおっしゃっていたので、その真偽を確かめるべく足を延ばしました。
が、予想どおり?に閉鎖中…。
それにしても子供の頃は外観の塗装もキレイだったのに…。
まぁ、現状が確認出来ただけでもいいや。
西熱海ホテルに行こう!
撤収!
ほどなく西熱海ホテルに到着!
もう玄関周辺の佇まいから興奮し写真を撮ります!
写真ではよく判りませんがレンガや「西熱海ホテル」の字体が素晴らしい!
ここだけ時間が止まっているようだぁ~
さっそく館内に侵入、いやチェックインします。
玄関をくぐれば、そこは熱海の大ホテル!
早くも60年代の匂いがかぐわしい!もう死にそうです~
平静を装いながらチェックインを済ませるとシリンダーキーを渡されました。
「714号室」…瞬時にフロント奥のキーボックスを見るとなんと7階は客室階の
最上階じゃないですか!ワンダホ~
『お部屋までご案内致します』とベルボーイさんがご案内!
うわぁ、すげぇ!私の重たいカバンまで持ってくれるよぉ!
なんか偉い人になったみたい! エッヘン♪
あ、私自身が元ベルボーイだったのを忘れていた
立場が逆になると妙に恐縮してしまいます
(話しは逸れますが前に某旅館で案内してくれたボーイさんにチップを渡す時に
いつもの癖で客である私が「ごゆっくりどうぞ」と言ってしまった事がありますエラくこっぱずかしかった)
さて、案内されてエレベーターに向かいます。
「チーン」と昔のエレベーターにありがちな音がしてドアが開くと足元に…
古い日立のマークが!
そしてボタンは…
一同、「あった、あったよこんなボタン!」と大ハシャギ!
さらに上を見ると…
階床表示もステキ過ぎる!
ボーイさんから宿泊塔より食堂塔の方が古いですよ、と教えられる。
7階に着き再度「チーン」と鳴って「7階ハヤミズ家具売り場でございます」
と案内されるはずはないが(ゴメンなさい、関東在住で30歳を超えていないと判らないネタでした)開けた世界もまた我等の期待を裏切りません。
「ステーション(リネン室や清掃スタッフがいる所)」のカウンターもイイ!
しかも中を見ると…
↑カプセルに伝票を入れて指定のフロアに届ける装置
・・・・名前何でしたっけ?
子供の頃に図鑑で見た事がありますが現物を見たのは二回しかないです。
客室に到着
客室内はキレイにリニューアルされておりました。
これもまた素晴らしい!畳の匂いも新しい!
それに広い!
一同感動しながらベランダに出ると
「非常口」の書体とかも古くて泣かせますしベランダの柵がいい味を出しています。
更に!!ご覧ください!
(この写真は『安全体操』さんが撮影)
JR来宮駅がマル見えで「新幹線」「伊東線」「東海道線」「留置線」が眼下に!
すごい!交通博物館のパノラマ模型みたい♪
誰かがポツリと言いました
「Nゲージが好きな人の気持ちが分かる気がする」
全く同感でした。
普通の人は「海が見える部屋」を希望されますが我々は今後『電車が見える部屋』をリクエストします。西熱海ホテルもこれを売り物にすれば、とか考えてしまいました。
さて、西熱海ホテルで感心したのがこれ
こういうのは嬉しいですね~♪本当に普通のお値段でした。
三島からやってくる、さまひさんが来てから展望台へ行くとして
展望大浴場に向かうのでありました
お風呂もリニューアルされとてもキレイで文句無しです。
訪れる人も無く閉鎖されているであろう展望台に隠された西熱海ホテルの秘密とは何か?行く手を阻む係員と激闘の末に男達の見たものは?
次回、大都会PART4『高層の狙撃者』ご期待下さい!(なんのこっちゃ)
コルトの後ろ姿と、ラウンドする壁の写真が素適♪
エアシューター(カプセルに伝票を入れて指定のフロアに届ける装置)が現役なのも珍しいですね。子供の頃通院していた病院が、カルテの搬送に使っていたので懐かしいです。作動音が、これまたSFチックでいいんです。『未来世紀ブラジル』という映画には、管理社会を象徴する存在として出てきました。
行きたいな~!!
>>もう、大興奮です!!
60年代建築がお好きなinomamoさんからそうおっしゃって頂けただけで満足です。
>>コルトの後ろ姿と、ラウンドする壁の写真が素適♪
ありがとうございます。写真が稚拙でうまく表現出来ないのが残念です。それと興奮してしまい写真をあまり撮れなかったのが本音です(笑)
私もまた行きたいんです。
出来れば関東デボネア乗りの雄debopacerさんのA30とかセダン系を並べてみたいです。
邪魔な松の木は次回はチェーンソー持参でぶった切りましょう(笑)でも、気持ち分かります!
玄関前の写真もとても素敵です。西武系でこんな雰囲気残っているんですね
チェックイン編も不法侵入しているようだし。エレベーターはシンドラーでなくて良かったし、ハヤミズは宇都宮に建物が残っていたから今度調査してきます。エアシューターも30年ぶりで見たような。窓からの景色は最高。市販価格の飲み物とは超良心的。
いつかは絶対ご一緒させてください。
っていうか(お会いした事ない)奥方に私から頼んでみようかと本気で思っていますけど・・・。
初期型デボネアとコルトで熱海を目指す姿や熱海高原ロープウェイ玄岳駅で記念写真とかを想像してしまいます。
いつの日かきっと・・・
検索で見つけてくださったなんて、うれしい限りです。
拝見させていただきましたが、コルト、かっこいいですね~!!
昭和の佇まいをそのまま残す、このホテルとピッタリ合ってますね。
あ、のこぎりで切っちゃいたかった場所、わたしも行きました(笑)。
他の記事も拝見させていただいたんですが、
わたしが行ったときには、最上階の展望フロアへは、
もう上がれなくなっていました。なのでとってもうらやましいです。
実は、わたしも同じ時代のものが好きなので、
また遊びに伺わせてくださいね。よろしくお願いします!
こちらこそコメント&トラバありがとうございます。
>>わたしも同じ時代のものが好きなので~
実は以前に「昭和42年」で検索していたらはるかさんの「長野県のバスターミナル」の記事を拝見しツボが同じだな、と思った事があるのです(笑)
さて、最終日に再訪された記事を拝見しましたが私も西熱海ホテルネタを書いている途中です。
書き上げたらまたトラバさせて頂きますね~♪
小生昭和31年生まれの大阪人ですが小さな頃家族で連れて行ってもらった記憶がよみがえって参りました。新幹線がトンネルに入ったり出たりするのが見えるホテル―それだけは鮮明に覚えていました。
サイトの写真を見せて頂いて両親とも元気だった頃を思い出しました。
有り難う御座います。
はじめまして。コメントありがとうございます。
西熱海ホテルで検索されて起こし頂いたのでしょうか。
>>小さな頃家族で連れて行ってもらった~
>>新幹線がトンネルに入ったり出たりするのが見えるホテル~
楽しいステキな思い出がおありなのですね。
昔の建物を見ると『いろいろなドラマや思い出があるんだろうな』と想いを巡らせてしまうので
実際にそのようなコメントを頂けて嬉しいです。
>>サイトの写真を見せて頂いて両親とも元気だった頃を思い出しました。
つたないブログですがそのように思って頂けてこちらこそ感謝しています。
「書いていて良かったな」と思いました。
ありがとうございました。
関西人の両親が何故熱海まで行ったのか?しかも車で。それは謎です。
でもお車を拝見し「ああ、家もこんな感じの車だったかな(車種はセドリックでしたが)」と一層懐かしく感じた次第。
そういえば「伊東に行くならハトヤ」のCMを見て「行きたい」という私と妹のリクエストを聞き、そこにも連れて行ってもらいましたっけ。
実は昔のことを思い出してもう一度行こうかなと考えその過程でこちらのサイトを発見したのです。
残念ながらホテルは閉館とのことですが、ここの写真を見せて頂き涙が出そうになるほど懐かしくまた同時にほろ苦い感覚を味あわせて頂きました。
>>日付からいってお返事などもらえないだろうな~
いえ、過去の記事にコメントを頂けて嬉しかったです。
>>両親が何故熱海まで行ったのか?しかも車で~
やはり熱海はレジャー保養地だったからでしょうか?
どうして選ばれたのでしょうね。
遠くまで大変だけど連れて行ってあげたいという
優しい気持ちからなのでしょう。
既にご覧頂いたかもしれませんが閉館の前日に
泊まりに行きました。
http://blog.goo.ne.jp/saiun4gou/e/242126501c8392b1916e6211305bd8e5
私がお会いしたかったのは「かつて泊まった事がある」というまさに八十川さんのような方なのです。
私は昭和46年生まれなので60年代熱海全盛期という
頃を実際に知りません。
「関西からセドリックで家族で熱海までドライブ」
実に羨ましいです!その思い出話しをじっくり伺いたい所です。
>>「伊東に行くならハトヤ」のCMを見て~
ユーチューブでの映像ですがこれでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=cj4osMtZjmU
↑歌の雰囲気が素晴らしいです。
ハトヤというと新しい方しか知らなかったのですが
本館も創業当時の香りが漂うらしいので
いつかは訪れたいと思っています。
>>実は昔のことを思い出してもう一度行こうか~
西熱海ホテルは無くなってしまいましたが
伊東のハトヤは残っていますので是非訪れてみて下さい。
>>ここの写真を見せて頂き~
古い車に乗っていて声を掛けられ一番嬉しい言葉は
『懐かしい』『昔乗っていた』という言葉です。
それはブログでも同じです。
私のブログはどうしても長文になってしまいそれは楽しいのですが疲れる事もあります。
それでも気合を入れて書いた記事にコメントが多いと
疲れも飛びます。
なので今回のコメントは本当に嬉しかったです。
ちなみにセドリックは縦目でしょうか横目でしょうか?
縦目でこんな模型もあります。
ご存知でしたら失礼致しました。
「日産名車 12号」
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281682975/b/242711/
↑画像が小さいです