世間は大阪万博で賑わっていた1970年6月9日。
突然運行を休止した玄岳高原ロープウェイはその後
奇跡の?復活をします。
熱海新聞 昭和45年7月2日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9e/65f660ab2ab00a9e9a7d31f363a1f0a3.jpg)
ロープウェイ動く
熱海、伊東両市ではさきに経営不振と赤字で倒産状態となつた熱海高原観光KKの
会社更生法適用を沼津地裁へ依頼すると共に、熱海市では
三十日観光課で債権者に営業の再開を依頼した結果、六月九日から
休業していたサボテン公園とロープウェイはきのうから債権者により一応
団体客を中心に営業を再開した
玄岳ドライブインは既に営業を再開している。
玄岳氷池の観光牧場は既に牛や羊を処分し従業員も
不足なのでまだ休業している。
同社の従業員七十余人のうち約四十七人が債権者と契約仕事をしている。
なお、大阪方面に姿を消しているといわれる○○社長は伊東署へ捜索願いが
出されているが、まだ行方がわからない
_________________________________________________________
1970年6月9日で動かなくなったと思いきや
奇跡の復活を遂げていたとは意外でした。
>>氷池(こおりがいけ)の観光牧場は既に牛や羊を処分し~
なんかこの部分がリアルですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ところで私は未だに氷ヶ池に行った事はありません。
ふと思ったのですが玄岳高原駅(玄岳ドライブイン)から
同池に行くには伊豆スカイラインを渡らなければなりません。
前にも掲載した絵葉書ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6f/7417e6a888589f0f8157487fea6ead12.jpg)
左が氷ヶ池、右は玄岳ドライブイン
どうやって渡ったのでしょう?
横断歩道とかがあったようには見えませんが
誘導員でもいたのでしょうか。
「堂々と」突っ切るには怖いものがあると思うのですが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
勝手な推測ですが
開業した高度経済成長期の昭和42年
モータリゼーションによりマイカーやバス客が増え始めた。
熱海から玄岳には高いロープウェイではなく観光バスで
登る観光客が増えたのも倒産に追い込まれた一因だと思います。
それでも今よりは自動車の通行量も少なく
スカイラインを横切っても問題はない今よりノンビリとした時代だったのかもしれません。
さらにつづく
突然運行を休止した玄岳高原ロープウェイはその後
奇跡の?復活をします。
熱海新聞 昭和45年7月2日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9e/65f660ab2ab00a9e9a7d31f363a1f0a3.jpg)
ロープウェイ動く
熱海、伊東両市ではさきに経営不振と赤字で倒産状態となつた熱海高原観光KKの
会社更生法適用を沼津地裁へ依頼すると共に、熱海市では
三十日観光課で債権者に営業の再開を依頼した結果、六月九日から
休業していたサボテン公園とロープウェイはきのうから債権者により一応
団体客を中心に営業を再開した
玄岳ドライブインは既に営業を再開している。
玄岳氷池の観光牧場は既に牛や羊を処分し従業員も
不足なのでまだ休業している。
同社の従業員七十余人のうち約四十七人が債権者と契約仕事をしている。
なお、大阪方面に姿を消しているといわれる○○社長は伊東署へ捜索願いが
出されているが、まだ行方がわからない
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1970年6月9日で動かなくなったと思いきや
奇跡の復活を遂げていたとは意外でした。
>>氷池(こおりがいけ)の観光牧場は既に牛や羊を処分し~
なんかこの部分がリアルですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ところで私は未だに氷ヶ池に行った事はありません。
ふと思ったのですが玄岳高原駅(玄岳ドライブイン)から
同池に行くには伊豆スカイラインを渡らなければなりません。
前にも掲載した絵葉書ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6f/7417e6a888589f0f8157487fea6ead12.jpg)
左が氷ヶ池、右は玄岳ドライブイン
どうやって渡ったのでしょう?
横断歩道とかがあったようには見えませんが
誘導員でもいたのでしょうか。
「堂々と」突っ切るには怖いものがあると思うのですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
勝手な推測ですが
開業した高度経済成長期の昭和42年
モータリゼーションによりマイカーやバス客が増え始めた。
熱海から玄岳には高いロープウェイではなく観光バスで
登る観光客が増えたのも倒産に追い込まれた一因だと思います。
それでも今よりは自動車の通行量も少なく
スカイラインを横切っても問題はない今よりノンビリとした時代だったのかもしれません。
さらにつづく
玄岳ドライブインから氷ヶ池に行くには伊豆スカイラインの下をくぐる玄岳ICからの自動車用ガードとは別にハイキングコース用の小さな歩行者用ガードがあります。今は使われていない一部のハイクコースは藪に覆われた獣道となってますので夏場はおそらくたどりつけないと思いますが、氷ヶ池に下りるかもしくは反対側の丘にあるPからは小さなガードが見えると思います。
氷ヶ池には昔から何度か行っておりましたが、池の周囲は半分ほど芝生地帯やハイクコースとなっており、また昔使われていたであろう今では原型を留めていないボート桟橋があったり、オタマジャクシや鯉のような魚がたくさんいたり文字通り冬場は氷が張るなどとても静かでのどかな場所です。
湖岸の芝生広場はとても綺麗でキャンプでもしたくなるような素敵な場所でした。しかしその反面、蛇や野犬などの姿も多々見られ危険であることでも知られているようですね。
復活していたとは意外ですよね。
その続きもあるのですが次のネタも貯まってしまいまして…
>>ホントど~してたんでしょうか…
そうですね!と思っていたら
通りすがりさんから素晴らしい回答が!
>>ハイキングコース用の小さな歩行者用ガードがあります。
知りませんでした!!
>>小さなガードが見えると思います。
ものすご~く見てみたくなりました!!
>>原型を留めていないボート桟橋があったり~
あぁ、ステキ過ぎます(涙
>>蛇や野犬などの姿も多々見られ危険~
ゲッ!そ、それは怖いです(涙
う~ん…
探索は難しそうですね。
通りすがりさん、本当にありがとうございました。