珍らしくヒヨドリ一羽,もう一羽は上で辺りを見渡している 可愛いです。
あなた
雪が降ってます。
この降り方を霏々と降るというのでしょうね…
淋しいくらい音もなく降ってます。
庭の木も埋もれてしまい、ヒヨドリが何か啄ばんでいます。
あの辺にはベニシタンの木があります。
まだ実が残ってるのかな?…
降る雪の庭をじ~っとみていると、訳のない淋しさがひしひしと胸を締め付けてくる。
何十遍何万遍叫んでも戻って来ない人…
午後になって、あれ程間断なく降ってた雪がピタリと止み眩しいお陽さんが顔をだし輝いています。
降る雪も底をついたのでしょう…
清少納言 「枕草紙」 冬~から やっぱり読んでしまいます。
『冬は、つとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、
いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、
ぬるくゆるびもていけば、炭櫃火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。』
《冬の早朝ほど辛いものはないのに!と思ってしまいますが、雪や霜の白さが美しいし、
寒いからと火を熾そうと炭を持って歩くのも冬らしくていいと。
逆に昼間になってあったかくなってしまうと、炭も白くなってしまって今ひとつというのです。》
寒さは冬しか味わえない魅力…~だから、冬は寒いからこそいいものだと…
清少納言の感性がすごい…
平安の頃の寒さは色んな意味でもっと寒かったことと思います。