あなた
久しぶりのお陽さん…キラッキラッって眩しいでしょう。
カーテン越しごしに見ているのに、眼が痛い…
自然と背筋がのびシャキッとしてくる。
こんな日は大島紬でも着ようかな…って思ってしまう。
憂鬱な日が続き気が滅入ってしまっていたけど…
寒いのに不思議と心は暖かくなってくる…こんな日が好き。
風はまったくない。
小枝につみあがっている雪…暖気なら「垂り雪」になって、した垂れ落ちるのでしょうけど。
今日は見られない、ピーンと張り詰めた冬の冷たい空気…
”やっぱり好き”
お話の世界でなら「子犬」と雪の上で戯れることでしょうけど…
それもできない…
「ヤッホウあなた…わたしは元気…」