『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 寒さに向かって咲く「ノコンギク」道端でも見かけます。

2015-10-15 15:23:51 | Weblog

                   
                                   2015-10-13-「ノコンギク」

    あなた

 寒さに向かって咲く「ノコンギク」道端でも見かけます。

 野草ゆえ寒さにも強い花。

 花言葉=「幸せな人生、用心、予防、質素」等々

 細い花びらが可憐です。

 今日は穏やかな秋の日です。

 
 昨日出かけて思いがけ人に出合い、暫し立ち話。

 齢とともに足腰が痛み病院通いをしてるとか!

 何処も(いずこ)同じと、ふと可笑しくなる。

 あの元気な人が…ね~。

 


 秋の鈍いろが淋しい

 季節は、また移ろいで…

 やがて白い季節が巡って…

 そのころ、わたしは?

 なにを考え…ているのでしょう…

 此処にいる事出来るのでしょうか…

 そろそろ終わりを考えないとね…

 そんなわたしに、急に陽が射し眩しい…


 

  『ふくからに あきのくさきの しをるれば 

        むべやまかぜを あらしといふらむ』  文屋康秀

 山風が吹きおろしてくると、たちまち秋の草や木が萎れてしまうので、

 山風のことを「嵐(荒らし)」いうのだろう。》    現代意訳

 平安の頃も今も、秋の淋しさは同じと言うことですね。

 あなた

 穏やかな秋の日でした。

 お陽さんがキラキラ!って眩しい…

 また、陽が「ストン」と落ち、夜が笑いながらやってくるのでしょう…