『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

古の写真を見ていると、懐かしさと哀しさが入り混じり…昔が偲ばれます。

2015-10-18 15:22:20 | Weblog

     
                   
                紫紺野ボタン                   うきつりぼく           釣り梅もどき

  あなた

 今は残っていない花々。

 どの花も、あなたが丹精していたものばかりです。

 たまたま、古の写真を見ていると、出てきました、それを見ると堪らなく

 愛しくなって、載せてしまいました。

  「紫紺野牡丹」

 深味のある濃紫色の花を、長期間次々を咲かせていく。

 光沢を帯びたビロードのような 花びらは、とても美しい。

 こんな美しい紫色は他にありえないほど!大好きな花の一つ、でもこの花も

 一日花です。

 一日で潔しと、ポトンと散ってしまいます。

 花言葉=「謙虚な輝き」「自然」等々。

 「浮き吊り木」(アブチロン)

 下向き加減に楚々と咲く花。

 このピンク・オレンジが可愛い…

 花言葉=「尊敬」「良い便り」「憶測」「様々な愛」等々。

 「つる梅もどき」

 周りの木が葉を落とした時期に、冬につける真っ赤な実と黄色い仮種皮が

 美しく、ホントにホントに好きな木でしたが…

 わたしには荷が重すぎて駄目にしてしまいました。

 もしかしたら、あなたの所で、育っているのかも?だったらいいな。

 花言葉=「真実」「大器晩成」「開運」等々。

 写真をみていると、当時がまざまざと思い出され、懐かしさと哀しさが

 入り混じり…

 とっても、妙な気分。

 あなた

 昏くなってきました。

 もしかしたら、雨になるのかもね。

 またね…