2015-10-30- 花のない庭
あなた
花がない庭、寂しいものです。
今日の空も黒い雲に覆われ、今にも泣きだしそうに泪で潤んでいます。
雪が舞い落ちて来るような空色…
庭の僅か数本の木が黄色になって侘しさを誘います。
今日も、あなたと二人です。
庭の始末もしたいけど、この天気では何も出来ないし…
あなた
お互い別の所で一人になっちゃったね!
淋しいね。
だからって、埋め様がないもね。
じ~っと外を見てると、あなたと暮らした頃の思い出がグルグル走馬燈の
様に…
苦しかったこともいっぱいあったけど…
今となっては、み~んな良い思いで。
ドンヨリとした秋の日は、そんな色んな事思い出させて…
切ない、気持ちにさせてしまう。
「罪」な話です。
こんな気持ちも、辺りが白くなるまで…
あなた
霜月が隣で待ってます。
淋しいけど夜の帳も待ってます。
、