『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

人の「いのち」の儚さ…ただヒッソリと逝った、との哀しい知らせ…

2016-02-15 13:06:06 | Weblog

                           
                                          2014-   春  「シバザクラ」

    あなた

 ピンクの「シバザクラ」です。

 白は消えてしまいました。

 このピンクも何時まであるかは…?

 なくなったら「ゴメンネ」

 花言葉=「 合意」「一致」「忍耐」「華やかな姿」など。

 小さな花が沢山集まって、すごく可愛い花。

 別名「ハナツメクサ」とも言うって教えてくれた。

 その人はもう、いない。

 

 あなた

 たった今、訃報の知らせ。

 あなたには紹介する機会がなかったけど、小さいころからの友達。

 年賀状で元気を確かめ合うしかなかった彼女。

 お互い遠く離れていたので、あまり逢うことは出来なかったけど…

 今は携帯と言う便利なものがあって、頻繁ではないが、季節の折り目

 には、元気であることを確かめあっていた筈…

 去年の暮れ、あまり良くないと、きいてはいました。

 でも、彼女元気を装って、健気に、電話をくれた人。

 人の「いのち」儚さ。

 切ないね。

 ただ、ヒッソリと逝ったとのこと。

 決して苦しさを見せなかったという。

 そんな事、わたしには出来ない。

 晩年は「淋しかった」ようです。

 ひと、夫々与えられた運命があって、逆らうことは出来ない。

              静かに合掌するのみ。