『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

厚い雲の切れ間から!一筋のひかりが…

2014-06-17 08:26:32 | Weblog

 

             
                    テッセン                                            テッセン                    

    あなた

 テッセンの手入れもしないのに咲いてくれました、庭の彩りが淋しいので咲いたのだと思います。

 色合いは地味です、けっして華やかではないが、高潔って…そんな言葉の似合う花です。

 クレマチスってあなたは言っていました。

 花言葉=「精神の美」・「旅人の喜び」…

 やっぱり心安らぐ花なのですね。

 昔ながらのテッセン(クレマチス)可愛いです。

 して勝手に他の木花に絡み付いて…つる性です、手入れをしないわたしが悪い…

 

 来る日も来る日も、雨で鬱陶しく、遣り切れなさでいっぱいでしたが、ようやく、雨は上がったようです。

 あの厚い雲の切れ間から、ほんのちょっとだけ光が漏れてきたようです。

 あなた午後から、出かけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    


暮れ滞む今日の日…嬉しい事もいっぱい。

2014-06-16 15:54:13 | Weblog

 

              
                         ツキヌケニンドウ                            白山石楠花(一重山吹と共存しています)                      

      あなた

 ハッキリしない天気です。

 先ほどまで、あなたの従弟がきていました。

 元気がなく…ちょっと気になります。

 

 ツキヌケニンドウが雨にもめげず、可愛く咲いて楽しませてくれます。

 緑の葉っぱが多いなか、くっきりしたオレンジが庭に彩りを添えて…

 

 もう、随分長い間逢っていない友達からの電話!嬉しかった。

 不思議なもので簡単に行き来できないくらい遠く、不便の筈が、パソコン・携帯といった文明の利器で、

 すごく身近に感じられ、逆に逢って話をするよりず~っと近くに感じる。

 あなた

 パ~ァっとしない天気で鬱陶しい…でも、気持ちだけは元気!

 
 暮れ滞む今日の日…嬉しい事もいっぱい。

 どうぞ、何事もなく”明日”を迎える事できます様に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        


そぼ降る雨も止んだようです。

2014-06-15 15:59:55 | Weblog

        

                     
                 一人静                                          二人静  

                                                                                          

   あなた 

 「一人静」と「二人静」はあなたが植えた時と同じ場所です。

 全く違う所でヒッソリと咲きヒッソリと消えてしまいます。

 

 『清楚な草姿を「源義経が寵愛した静御前(しずかごぜん)が一人で舞っている姿に見立てた」

 命名であるというのが定説になっています。』 と書いてありました。

 
 なお、別名に「眉掃草」(まゆはきそう)があり、花穂の姿を眉を描く化粧道具に例えたもののようです。

 花言葉=清楚・静謐・隠された美


 千年の時を経ても尚続く「義経」と「静御前」の哀しい恋の物語…

 

  「しずやしず しずのおだまき 繰り返し. むかしを今に なすよしもがな」  ”静” 詠み

 今年もオダマキの花が咲いてきました。 


 そぼ降る雨も止んだようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                 


"二人静”がヒッソリと気高く!咲きだしました…

2014-06-14 13:22:09 | Weblog

 

                                       

     あなた

 「二人静」ついに咲きました。

 まだ元気がなく僅か一本だけ…雨の晴れ間に写しました。

 石楠花の葉っぱが写ってますでしょう!その陰でヒッソリと咲いています。

 きっと、石楠花が守ってるのだと…思います。

 先ほどまで降っていた雨も、今は止んでますよ…

 

 『静御前の霊が憑いて、菜摘女が舞い始めると、静御前の霊が現れ、影のように寄り添って舞い、

 義経の吉野落ちの様子や鎌倉での出来事を物語って、神官に弔いを頼んで消えていくというお話です。』

 花言葉=「いつまでも一緒に」は、寄りそうように並んでひっそりと咲く2本の花穂につけられたのでしょう。

 なるほどと納得です。

 楚々としながら、凛とした気品を漂わせ、なにびとたりとも寄せ付けない…いじらしくも勁い花。

 踏みつけられながらも、良く咲いてくれたと…。心から思う…

 

 あなたに見せたいけれど、切り花には出来ないので、ゴメン…ね。

 

 どうやら、雨はあがった様です。

 このまま、晴れたらいいな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


また、長い夜のはじまり…です

2014-06-13 18:54:45 | Weblog

                           

 

                       
                             雨に烟る中で「タヌ」も、さ む い?                                  

    あなた

 昨日から雨続きです。

 気分も滅入って寒さが一入。

 ”タヌ”も可哀そうに雨の中じ~と耐えてガンバってる。

 「あ~した天気にな~れ…」の願いも虚しく、相も変わらずの雨降り… 

 やっぱり、寒いです。

 また、長い夜のはじまり…です。

 

 

 

 

 

 

 

                                      

           

                        

 

 

 

 

     


空は昏く淋しい”あ~した天気にな~れ…”

2014-06-12 15:18:20 | Weblog

 

                  
                                アッツザクラ                                   ツバメオモト(もう終わりです)

    あなた

 雨が降ってます。

 寒くて何枚も重ねて、そう如月のように…でも駄目、とうとうストーブと仲良し…

 ひとりの温もりが、「どれだけ大きかったのか!…」痛いほどわが身に感じています

 

 ときどき、思い出したように窓に雨粒が流れ!”冷たいなって…

 

 雨脚が強くなったよう、ポタポタと敷石に忙しげに落ちて、ぶつかる音が激しくなって…

 残り少ない庭の木の葉が、風に弄ばれ…「やだ!目がまわるよ?」って。

 でも、これくらいの風では折れないよね…柔軟でけっして逆らわないから…

 自然の凄さを、ただ眺めている”わたし”  

 

 たまの雨降りはいいと思うけど…終日の雨は淋しいです。 

 今日の空は重い雲に覆われて昏く、何時もより早く夜の帷が降りてくるような…

 そんな気がする。

 ”あ~した天気にな~れ…”

 

 

 

 

 

 

 

 


何となく”うら寒く”…心の中に寒さが滲みこんできます。

2014-06-11 14:10:51 | Weblog

 

                                        
                                                                     白山石楠花                                    

      あなた

 けっして華やかな花ではないですが、そこはかとなく、気品が漂い静謐で何時まで見ていても厭きがこない花木。

 あなたが愛してやまなかった”白山石楠花”その気持ちが、わたしにも少しだけ判るようになりました。

 

 昨日一日とっても辛くず~っと、哀しみの尾をひいて…

 夜になってついに、友達に電話してしまった。

 淋しい人の気持ち充分すぎるくらい判るので、自分と重ね合わせてしまい…余計辛くなる。

 でも、一人で乗り越えるしかないことも…判るし…つらいね。 

 所詮一人です。儚いものです。

 

 あなた、今日も静かに小ぬか雨が降ってます。

 何となくうら寒く…心の中に寒さが滲みこんできます。

 元気ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昼と夜の境がないまま~刻が過ぎて…

2014-06-10 15:44:49 | Weblog

 

                                        

       あなた

 また一人其方へ逝ってしまいました。

 お通夜に行って来ました。

 先輩一回り小さくなって…

 今朝は静かな泪雨が降ってたけど、…

 

 何となくグズついた天気、少しムシムシして…

 こんな日は妙に物悲しくて…

 やっぱり、水無月は淋しい月になってしまいました。

 

 庭木が生い茂って、鬱陶しいなぁって思いつつ、それでも厭きもせずボンヤリ窓越しに眺めて大きな溜め息。

 

 白山石楠花が咲き出し、写真と思いつつ、外にも出たくない。

 思いっきり怠け者になってしまい…自分で自分を持て余しています。

 昨夜も眠れなかったので、頭はキ~ンって音をたてて悲鳴を上げている。

 

 今日は変な日です。

 照るでもなく、降るでもなく…

 昼と夜の境がないまま刻がすぎ…暮れてしまう様です。

 こんな、日もあるのですね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


”春の花”が役目を終えたと、静かに消えて…

2014-06-09 15:27:52 | Weblog

 

                 

     あなた

 ”タヌ”の勝ち誇った顔見みて…

 たまたま、今日タヌを良く知ってる人が遊びにきて、何時もの様にタヌのあたまを撫でながら

 「タヌは可愛いね~」って言ったら、すかさず、わたしが「面倒みてくれないって」、訴えているの。

 たしかに、色々あってタヌどころではなく、たまには声かけなければとは、思っていたけど…

 我が家の一員ですものね…タヌも淋しかったんだと思うよ。 

 それでも、いろいろ駆け引きも覚え、友達が帰ったら知らん顔をする術も覚えて…

 なかなか、”にっくき奴”です。

 

 あなた、今日は昨日とは一変して暖かい日だから、わたしも穏やかに自分を振り返ることできます。

 春の花も、役目を終えて一つ一つ消えて初夏の花との交代です…「目を楽しませてくれ!ありがとう」

 生垣の剪定もお願いしなければって、かんがえてます。

 こうして、今年も半分が過ぎ…また、この季節に再び巡り会えること?できるのでしょうか?…

 

 与えられた”生命”大事に生きます。

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 


あまり元気がない”わたし”です

2014-06-08 14:00:59 | Weblog

 

              

     あなた

 久しぶりの雨です。

 風もなく、静かに烟る小ぬか雨~

 花が生き返った様にしっとりと濡れて眩しいくらい光っている。

 

 午後雨はあがったようです。

 白山石楠花の蕾がいくらかピンクに染まったよう…

 わたしは何するでもなく、ただぼんやりと、庭を眺めながら過ぎた日のあれこれを反芻している。

 良い事もいっぱいあったようにも、思うけど、遣り切れない虚しさもいっぱい…

 これが生きているってことの証なのでしょう…か?

 

 誰に言うともなく”淋しいね”って…

 

 お陽さんが雲の切れ間から少し光を差してきました。

 決して目映い光ではないけど

 

 今日もわたしは生きています…あまり元気ではないけど。