あなた
先ほどまで、あなたの”花友達”がいらして、お喋りしていったよ。
わたしよりず~っと我が家の庭花の存在を知っている人。
花に詳しくわからないことを尋ねると丁寧に教えてくれるひと。
何でも判る人っていいなぁ…
彼女を送りがてら庭を廻ってみる。
小さい庭ですが、わたしにとっては大事な庭だったことが、遅れ馳せながら、判ったような?。
そうです、この小さな庭にどれほど慰められたことでしょう…
あなたが、この庭を這い蹲って草むしりしてた姿…を思い出します。
「おぉ寒む!…」
この風の冷たさは、もう秋を忍ばせ「夏は終わったのだと」と感じるくらいの”さむさ…”
嫌です。まだ春を充分味わっていないのに…って。
姫石楠花と白ツツジ。どちらも珍しい花です。
あなたが愛おしんだ花々…