沖縄・安慶田前副知事 二つの疑惑
「教員採用試験口利き疑惑」、「県教育関係人事介入疑惑」
全国紙等がこの疑惑事件について報道したのは、1月24日の朝刊からだ。
沖縄副知事が辞任したことに鑑み、「口利き疑惑」と「人事介入」を報じるようになった。
地元紙の沖縄タイムスは、18日から報道している。
沖縄・安慶田副知事、15年の教員試験で合格を不正依頼か
本人「断じてない」
疑惑事件の発端である。
「安慶田副知事が2015年教員採用試験で受験者の合格を働きかけた」
県教委関係者が複数証言。
以来に応じず合否に影響はなかったが、試験の信頼性が揺らぎかねない。
本人は「断じてない」と否定。
更に沖縄タイムスは関係者の証言として、次のように詳細を報道している。
県教委の職員が副知事室に呼び出され、複数の受検者の氏名や受験番号が書かれたメモを
直接渡されたり、副知事から県教委に依頼の依頼の電話が掛ってきたしたという。
こうした働きかけは複数回あり、合計すると2~4人の受験者について依頼があったとみられる。
県教委は内密に対応を協議し、選考作業に手を加えることはしなかったという。
15年実施の教員採用試験では4404人が受験し、最終合格者は451人。
平均倍率は9.8倍、校種によっては20倍を超えるなど、全国でも有数の「狭き門」になってい。
以上が最初にメディアに登場した、疑惑事件の沖縄タイムスが伝える内容である。
それにしても、2015年に起きたであろう「教職員採用試験口利き疑惑」が、今頃になって
浮上してきたのか。
どうやらこの情報のニュースソースは、県教委関係の職員であるらしい。
安慶田(あげだ)副知事と県教委の表には出せない確執があるようだ。
(昨日の風 今日の風№58)
(2017.01.28記) (つづく)
次回は前述の疑惑報道に対し、「事実では全くない」と疑惑を否定し
真っ向から対立する安慶田副知事への一問一答を取り上げたい。
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