続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

若林奮 Ⅱ-1-1自分自身が目前の空間を測るための模型④

2019-11-14 07:00:54 | 美術ノート

 目前の空間を測るための模型・・・視覚を含めた体感、地上に存在するという観点が前提になっている。
 空間、大気、重力圏・・・すなわち地球に存在するという事であり、地表の内部からの力、熱との調和の中に立っているということである。
 目前、故に地球の核や宇宙的視野などは範疇にはないが、単に消失点を測るような現実的な視野でもない。

 きわめて個人的な見解、視野である。見ること測ることが学習されたデータ(情報)に基づく解釈によるものであり、風景画を描くような目前の空間ではない。

 目前の空間、大気、重力圏の力(振動)が地球内部からの力(エネルギー)と調和し、自分自身からの力と拮抗している空間である。
 目前の空間を測るための模型とは、自分自身を明らかにするための試作である。


 写真は『若林奮 飛葉と振動』展・図録より 神奈川県立近代美術館


『忘れえぬ人々』33.

2019-11-14 06:51:27 | 国木田独歩

「この模様では明日のお立は無理ですぜ」
 と一人が相手の顔を見て言った。これは六番の客である。


☆模(手探りする)要の妙(不思議な)化(教え導くこと)が律である。
 夢(存在しない)裡(物事の内側)である。
 逸(隠れた)図りごと、双(二つ)の趣(ねらい)を含み兼ねたものが現れる。
 録(書いたもの)を確かめること。


『城』3302。

2019-11-14 06:40:05 | カフカ覚書

それから、自分は考えを変えた、この人からはなにも取りあげないのが正しい、むしろこの人には、もっとあたえてあげなくてはならないと言わんばかりに、しめきったドアのまえに書類をつみはじめる。


☆一方の見解では、内向的な企ての文書を積み上げ、大勢の人たちには取り去らないで、合法的な考えでむしろ割り当てたのです。