続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『どんぐりと山猫』54。

2017-11-26 06:24:10 | 宮沢賢治

「いえいえ、だめです、なんといつたつて頭のとがつてるのがいちばんえりんです。そしてわたしがいちばんとがつてゐます。」
「いゝえ、ちがひます。まるいのがえらいのです。いちばんまるいのはわたしです。」
「大きなことだよ。大きいのがいちばんえらいんだよ。わたしがいちばん大きいからわたしがえらいんだよ。」
「さうでないよ。わたしのはうがよほど大きいと、きのふも判事さんがおつしやつたぢゃないか。」
「だめだい、そんなこと。せいの高いのだよ。せいの高いことなんだよ。」


☆等(平等)が題(テーマ)である。
 代(入れ替えると)他意が諦(明らかになる)。
 半(二つに分けた一方)を、字を考える講(話)である。


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