続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

賢治『序』了。

2021-12-20 06:19:57 | 宮沢賢治

 すべてこれらの命題は
 心象や時間それ自身の性質として
 第四次延長のなかで主張されます。

      大正十三年一月廿日

☆冥(死者の世界)の内(内側)の真(まこと)の象(すがた)を、字で換(入れ替える)。
 二つを審(正しいかどうかを明らかにすること)が、章の質(内容)である。
 代わりの詞(言葉)を字の縁(つながり)で調える趣(考え)に挑んでいる。
 対の章は自由に算(見当をつける)念(考え)で逸(隠れたもの)と合わせると、二重に化(教え導くこと)になる。

※字(漢字)というツールを駆使して世界を広げ、もう一つの時空間に転移させるという手法であり、しかも二つの時空(解釈)は行き来自由である。


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