続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『水仙月の四日』17。

2021-09-30 06:27:37 | 宮沢賢治

一疋の雪狼は、主人の小さな歯のちらつと光のを見るや、ごむまりのやうにいきなり木に跳ね上がつて、その赤い実のついた小さな枝を、がちがち囓りました。

 小さな歯はショウ・シと読んで、照、死。照(あまねく光が当たる=平等)。
 ごむまり→虚無の霊。
 赤い実→赤いジツ(日)、赤い太陽。
 小さな枝→ショウ・シと読んで、照(平等)である死。
 囓りました→カジは加持(仏の加護を祈ること)。

☆大神は太陽が光るのを見るや、見えない霊(魄)のようにいきなり鬼(死者)についた照(平等)である死の加護を祈りました。


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