続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』50.

2019-07-01 06:38:57 | 宮沢賢治

「えいこんなばかなことをしてゐたらおれは鳥になってしまふんぢゃないか。」とゴーシュはいきなりぴたりとセロをやめました。
 するとくゎくこうはどしんと頭を叩かれたやうにふらふらっとしてそれからまたさっきのやうに
「かっこうかっこうかっこうかっかっかっかっかっ」と云ってやめました。それから恨めしさうにゴーシュを見て
「なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ。」と云ひました。


☆重ねて等(平等)の講(話)を運(めぐらせている)。
 魂(精神)現わす異(普通とは違った)記である。
 字に結びつくものを推しはかり教(神仏のおしえ)を運(めぐらせている)。


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