雪童子らは、めいめい自分の狼をつれて、はじめてお互い挨拶しました。
雪童子=狼(大神)。
はじめてお互い挨拶をしました。(はじめて)であるのに「こんどはいつ会ふだらう。」と言い、「今年中に、もう二へんぐらいものもんだらう。」と答えている。
水仙月の四日にそれぞれ集まり、それぞれ再び水仙月の四日に会う、という関係。
「早くいつしよに北へ帰りたいね。」
そして一緒に北へ帰るという。
カシオピイア、
もう水仙が咲き出すぞ
おまへのガラスの水車
きつきとまはせ
北(北極星)を中心に回る天球、北は回帰、原点なのか。
雪童子(大神)は《死を審議する神》であり、見えない《風/現象》である。
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